【コラム】これからのビジネスマンに必要なスキルについて⑤ 〜ITスキル〜 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。


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前回の続きになりますが、これからのビジネスパーソンに必要なスキルとして、今回はITスキルについて考察してみたいと思います。



皆様は、パソコンやITツールを扱うのは得意ですか?


よくITリテラシーという言葉がありますが、ここでお話するのは「ITツールを使いこなす力」のことです。


便利なITツールを駆使することによって、ビジネスパーソンとしての価値をどのように高めるかについて、考えてみたいと思います。


僕はこの分野のプロフェッショナルで、法人向けITサービスの導入提案などを行っていますが、本稿は一般消費者向けになるべく平易に説明していきたいと思います。




◼︎ ITツールのメリット

1. 情報収集

新聞や雑誌などの紙媒体に比べて、格段に情報収集力が高いのがメリット一つです。

やり方によっては、自分で情報を取りに行かずとも、インターネット上で必要な情報を「集める」ことが可能です。

Web2.0によって、情報は一方向でなくインタラクティブに流通することが可能になりました。

これの意味するところは、社会的な立場や権限が無くとも、やり方次第でいくらでも必要な情報が手に入るようになったことを意味します。

これによって、今後デジタルデバイド(情報格差)は更に広がっていくでしょう。



2. 情報共有

紙媒体では、「共有」する手間とコストが掛かりましたが、デジタルの世界では簡単にデータ化してリアルタイムに情報共有を行うことが出来ます。

メールでも、CCやBCCで共有を行うことにより、「ほうれんそう」の手間が省けます。最近は、Twitterの仕組みを取り入れた社内コミュニケーションツールもありますよね。

オンラインストレージサービスコミュニケーションツールの発達によって、1対1だけでなく、1対多、多対多での情報共有が容易に実現されるようになりました。

これを利用した、ビジネスやマネジメント手法が会社でも取り入れられているかと思います。



3. ペーパレス化、冗長化

デジタル社会では、データで情報を管理するため、
紙を最低限に減らすことが出来ます。

これは、とってもエコですよね(^_^)

もう一つ。
データは冗長化(二重化)が容易に出来るので、万が一紛失した際にも備えることが出来ます。

企業では当たり前のことですが、これは個人としてももはや常識の範囲内だと思います。

僕も、個人で持ってるあらゆるデータを冗長構成にしてリスク分散を図っています。




◼︎クラウドとは?

1. クラウドって何?

新聞紙面ではもはや日常的に使われていますので、一般的な言葉でしょう。

念のため分からない方は、こちらを参照下さい。
問題は、意味を理解することよりも、メリットを知ることです。

どうしてクラウドがもてはやされているのでしょうか?



2. クラウド化のメリット

企業のシステム構築では、2010年度クラウド化案件がかなり増えています。

私の担当するお客様からも、多数の引き合いが来ております。

では、何故企業はクラウド化を検討しているのでしょうか?

企業で言えば、今まで情報資産は自社で構築するのが一般的でした。

しかし、運用コストや運用スキルの問題から、アウトソースする会社が増えて来ています。

要は、「餅は餅屋に」ということですね。

理由は、景気の低迷によってキャッシュフローが悪化しているため、なるべく自社で資産を保持せずに短期的に投資回収が可能なものへ切り替えて行く、という考え方に基づくものです。

では、個人レベルにこの話を当てはめるとどうなるでしょうか?

基本的に自分で自宅にシステムを作りたい、という方は私のような「ITオタク」くらいしかいないでしょう(^_^)

であれば、やはりアウトソースが一般的なワケですよね。

具体的に言うと、自宅のデスクトップやノートPCに置いているデータを、何もローカル(PC本体のハードディスク)に保存しておくメリットはあまり無い訳です。

殆どの方は、やり方を知らないか、やっていないだけ。 

でも、どこでも自宅と同じデータが扱えるようになればどうでしょうか?

これが、個人レベルの「クラウド化」です。
是非、お試しください。



3. ノマドワーキングのススメ

上手にクラウド化を行うことによって、どこでも仕事が出来る「ノマドワーキング」という働き方が定着して来つつあります。

詳しくは、こちらの書評でご紹介していますので、ご参照下さい。




◼︎ITを使いこなすためには?

1. ITスキルを磨く

スキルを磨くと言っても、別にプロになることを要求するものではありません。

便利なツールを使うだけの知識とスキルがあれば充分です。

そして、一昔に比べてITツールは格段に使いやすくなっています。

スマートフォンなどは、その典型です。



2. ITツールを理解する

次に大切なことは、「理解すること」だと思います。
「知っている」と「理解している」との間には、大きな隔たりがあります。

何でもそうですが、知っているだけで得意げになっている人は、これからの時代はとても危険です。

何故なら、最初に説明したとおり、「知識」なんて簡単に手に入るから。

ITツールに関しても、「何が便利なのか」「どうやって使うと効果的か」ということを理解するのが重要です。



3. とにかく使ってみる

理解するためには、とにかく触ってみるのが一番です。

テクノロジーの理屈なんて理解しなくても、便利な使い方は習得出来ます。

古来からの言葉で言えば、「習うより慣れろ」というやつでしょうか。

少なくとも、「食わず嫌い」は無くした方が良いですよ。




最後に、簡単に導入出来て便利なツールをご紹介して終わりにします。


◼︎ 便利なツールの紹介

1. googleサービス
検索エンジンは誰でも知っているでしょうが、全てのサービスを活用している方はまだ多くないと思います。

サービス一覧はこちらから。

ITツール導入の際に一つのポイントになるのは、ワンストップで実現出来ることです。

色んなサービスのメリットを個別に組み合わせた方がより使いやすくなりますが、ITリテラシーがあまり高くない方にとってはコントロールするのに敷居が高いと思います。

その点、あらゆる作業が一括(ワンパッケージ)で提供されている点に、googleのメリットがあります。



2. スマートフォン

昨日の書評でiPhoneについて詳しくご紹介しましたが、googleサービスのメリットを自宅の外でも享受するためには、スマートフォンは欠かせません。

Android携帯が注目を集めていますが、今すぐ役に立てたいなら間違いなくiPhoneです。

色々と比較論をお話することも出来ますが、本稿の主旨と外れますので、別の機会にお話しようと思います。



3. Evernote

昨日の書評でお話出来なかった部分の補足です。

私も最初、何が便利なのかあまり分かりませんでしたが、Webで調べた使い方を色々と試してみると、とっても便利!

例えば、何か思いついた時に、すぐにメモを取りたい時ってありませんか?

でも、一々紙をペンを取り出す必要はありません。
これを使えば、スマートフォンなどでどこでも見ることができるし、検索もできるので、日々メモを貯めるだけでナレッジデータベースが構築出来ます。

ボイスメッセージや画像なども使えるので、それこそ使い方は多種多様、人それぞれに自分に合った便利な使い方が出来ます。 

気になったら、まずはこちらからダウンロードして使ってみましょう!





ここまで、ITスキルを磨くことの重要性についてお話して来ました。

私は今でこそITを本業にしていますが、実は28歳まではズブの素人でした。

このブログをご覧頂いている殆どの方よりも、ITオンチだったと思います。

そんな私でも、今ではプロとしてお客様のコンサルティングが出来るレベルになったくらいですから、誰でもその気さえあればすぐに使いこなせるようになると考えています。


変化のスピードの早いこの時代、情報ツールをフルに活用し、アウトプットを最大化してみませんか?




本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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