【コラム】これからのビジネスマンに必要なスキルについて④ 〜時間管理術〜 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

皆様こんにちは!


さて、今日は日曜日なのでコラムの日です。

前回に続きまして、今回はこれからのビジネスパーソンに必要なスキル「時間管理術」について考察してみようと思います。



忙しいビジネスパーソンにとって、
やはり時間の使い方はとても重要なテーマですよね。

仕事だけでなく、人生を豊かに過ごすためにはプライベートの充実も欠かせないことです。

そのためには、可能な限り時間がたくさん欲しいと考えるでしょう。


私が普段から心掛けていることをいくつかまとめてみましたので、参考になれば嬉しいです。



<前提条件>
時間は全ての人に平等に一日24時間である


まず、この視点は意外に重要だと思うんですね。

多くの仕事をこなすスーパービジネスパーソンも、やりたいことがいつまで経っても達成出来ない方も、時間は等しく24時間だということです。

何故こんなことを言い出すかと言うと、自分のやりたいことが出来ない方を見ていると、申し訳無いのですが「出来ない理由」ばかり探しているような気がするのです。

これは、以前の私もそうでした。。

だから、時間上手になりたければ、
まず「時間が足りない」という認識を変えることから始めた方が良い、というのが私も考えです。

現状を変えたければ、
まず今の自分を受け止めることから始めないと、前に進めません。


それを頭に入れながら、以下のポイントに注力してみてください。



1.「締切」を設ける

「いつでもいいから」
と上司から言われたことはいつ処理しますか?

少なくとも、今手が空いてなければすぐにはやらないでしょう。

そして、殆どの人は上司からチェックを入れられるまで着手すらしないかも知れません。

基本的に、「締切」の無いものはいつまで経っても出来ません。

会社の仕事ならば、上記の例でも明確に指示をしないだけで、実は期限は存在します。

いつやっても良いことというのは、会社の仕事ではあり得ません。

勿論、上司の指示の仕方にも問題があります。

私なら、急ぎでなくとも必ず「最低いつまで」と明確に指示を出しますね。

プライベートの命題や自分の人生の目的ならば、尚更です。

私は、短期的な目標はgoogleカレンダーに
「予定」として登録します。

中長期的な目標には、期限を設定して
「プロジェクト管理」という意識で臨んでいます。



2.「スキマ時間」を有効活用

まとまった時間を捻出するのが中々難しいことがあります。

でも、「細切れ」の時間を足すと、結構時間が作れることに気づきます。

電車を待っている時間、電車に乗っている時間を有効活用するだけで、意外にたくさんのことを片付けることが出来るんですよね。

因みに、以下が私の通勤風景です。

(出勤電車内)podcastを聴きながら
他のブログやニュースのチェック
アメブロの読者への返信
その日の仕事のスケジュールの確認

(帰りの電車内)podcastを聴きながら
evernoteを使ってその日書く書評のポイントをまとめる
書評の構成を考える
明日のスケジュールの確認


それを実現しているのは、まさにiphoneやipadと各種クラウドサービスですね。

私はノマドワーカーなので、最近では家よりも外で作業をすることが多いです。

このブログも外で書いています。

ノマドについては、こちらの書評を参考にしてくださいね^^

要点としては、「スキマ時間」に何をするかを決めておくと、時間を効率良く使うことが出来ると思います。



3.「割り込み」を禁止する

敢えて3番目に書かせて頂いておりますが、実は一番重要だと思います。

1と2がうまくいっても、これを解決しないと根本的な自由時間は減る一方でしょう。

基本的に、一度決めた予定は絶対に変更してはいけません。

「割り込み」を許していると、以下の継続的なデメリットがあります。

心理的な余裕(バッファ)が作れない
主体的に時間を使う事が出来ない
「割り込んでも良い」というイメージを作ってしまう


独善的に見えるかも知れませんが、時間を有効に使うためには避けて通れない道だと思います。

私は営業マンなので、結構「割り込み」が発生しやすい環境です。

しかし、上記のやり方をしていて、特に仕事上問題が起こることはありません。

大切にしているのは、まず
「本当にそれをすぐやる必要があるか?」
と考えることです。

私はシステム保守の窓口になっている案件もありますので、お客様の障害対応などはさすがに迅速に行わないと会社の信用問題にもなります。

しかし、このようなレベルの緊急度はそれ程毎日発生するものでしょうか?

もし発生しているとしたら、その原因から解決する必要がありますよね。

普段から問題が発生しづらい環境を作ることも、また時間管理術です。

よく目の前の問題を解決することばかりに注力し、根本的な解決を放置する人がいます。

こんな人を見ると、私は自分の能力を棚に上げて、言い訳しているようにしか見えません。

問題解決力については、色々と要素がありますので、次回のコラムで議題にしたいと思います。

この項目のまとめとしては、本当に必要なこと以外は、予定通り進めるのが基本だということです。

この考え方について述べている本については、後日ご紹介したいと思います。



最後に総括となりますが、
時間は使うものであって、使われるものではありません。

お金や便利ツールにしても、同じことが言えます。

何でも主体的に取り組むこと。

これが成功のための秘訣の一つである、と考えます。



本日も最後までお読み頂き、
誠に有り難うございました!




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