※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「連載を始めるにあたって」を先にお読みください
前回(第118話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。 (※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ )
***********
(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へ。
第1話~第118話までのあらすじ記事は、こちらへ 。
これまでの各話は、白血病からの社会復帰シリーズ(目次)からどうぞ 。
**********
(今日のお話)
2年間の白血病闘病後 、2003年11月、一日4時間の短時間の仕事で再就職し、その半年後、フルタイムの仕事復帰へ向けての転職活動を始めました。
そして、2004年4月、出会った、行政の若年層就職支援施設のキャリアアドバイザー募集。自治体から受託した、大手人材会社の求人でした。
・・・・・・・・・・
一次面接 でも、二次面接 でも、直近の2年間の闘病ブランクについては、何も質問されませんでした。
そして、「あなたの長所は?短所は?」、「自己PRしてください。」、「志望動機は何ですか?」という定番の質問も、尋ねられませんでした。
どんな質問がされたと思われますか
今、改めて、キャリアコンサルタント目線で振り返ると、「あの質問は、この目的で聞いてたんだろうな~。」と、面接官の意図が読みとれます。
「自己PR」や「志望動機」という直接的な表現は、ありませんでしたが、違った角度から、それらを問う質問でした。
・・・・・・・・・・・・
面接では、直接的に、「自己PRしてください。」「志望動機は何ですか?」と質問されることもありますが、いつもそうとは限りません。
しかしながら、
結局のところ、面接官が知りたいことは、「自己PR」と「志望動機」の2つです。
つまり、
面接官が知りたいことは、、、
あなたは、どんな人(能力・価値観・人柄など)ですか?
どんな風に、役立ってくれるんですか?
⇒ 一言でいうと、「自己PR」
なぜ、この会社で働きたいんですか?
なぜ、この仕事(職種)がしたいんですか?
これから先、どんな風に働いていきたいんですか?
⇒ 一言でいうと、「志望動機」
これら「自己PR」と「志望動機」を知るために、いろいろな角度から質問がされる訳ですね
そして、
「自分のこういう所を活かして役立ちたいから、この仕事がしたい!」
「自分はこういうことを大切に考えているから、この会社で働きたい!」
そう思って応募する訳ですから、答えは自分の中にあるはず
・・・・・・・・・
就職・転職・再就職活動では、
方向性を定めるためにも、
面接で、自己PR・志望理由を明確に伝えるためにも、
「自己分析(自分を知る)」と「仕事研究(仕事を知る)」が、大切なんですよね。
こちらへ つづく・・・
【関連記事】
◆受かる面接チェックテスト(目次)
◆就活/転職FAQシリーズ
**********
【シリーズ目次】
◆白血病からの社会復帰【総目次】
【あらすじの目次】
◆白血病からの社会復帰【あらすじの目次】
・・・・・・・・・・・・・
【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
*********
最新の記事一覧へ
幸せな就職へキャリアカウンセラー木村典子
※講演・セミナー・キャリア相談・執筆・取材などのご依頼は、↑公式サイトから ご連絡ください。
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。