昨日、2011年3月卒業予定者の大卒求人倍率に関する調査結果が、リクルートワークス研究所から発表されましたね
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
※リクルートワークス研究所HPは、こちら
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2011年3月卒業予定、
つまり、学部4年生・大学院2年生の学生さんたちの求人倍率です。
大卒求人倍率=求人総数÷民間企業就職希望者数
発表によると、、、
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求人倍率
1.28倍
![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
※従業員規模別では、
5000人以上の大企業
0.47倍(前年0.38倍)
300人未満の企業
4.41倍(前年8.43倍)
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前年に比べて
下がってはいますが、
1.28倍、求人倍率>1。
つまり、
求人数の方が、就職希望の学生より多いと言うことなんです。
就職氷河期と言われていますが
求人数自体はあるんです。
いわゆる「大企業」は、
いつの時代も
「希望する学生さんの方が圧倒的に多い」のは、変わりません。
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かつて、バブルが弾けて
「就職氷河期」と言われた2000年3月卒。
求人倍率は、0.99倍。
求人倍率<1。
つまり、求人数の方が、就職希望の学生数よりも少なかったのです。
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ただし、今は不況だけど、求人数の方が、希望学生数より多いから、楽観視していいと言う訳でもありません。
企業側は、
求人数を必ず採用する訳ではありませんから。
採用基準に満たなければ、
当然、採用しない訳です。
これが受験なら、
定員まで必ず合格者が出ますよね。
「お金を払ってくれる人の数=合格者」の「受験」と、「企業がお金を払う人の数=採用者」の「就活」との違いです。
現場で、就活生さんに接していて感じます。売り手市場の時であろうと、買い手市場の今であろうと、内定を順調に獲得してくる学生さんのラインは、変わりません。
氷河期だと恐れるのではなく、
大丈夫だと楽観視するのでもなく、
一歩一歩、成長しながら
就職活動を進めていくことが、内定への一番の近道なんです。
今ある命、健康を使って、
社会に価値を提供する「働く」場を見つける、とっても素敵な活動なのですから
![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
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