Happyキャリア&ライフへの道しるべ
~キャリアコンサルタント木村典子(のり)です
「昨日のこの記事」 のつづきです。
「共感」「同感」「同情」
お考えいただけましたでしょうか?この3つの違い
あなたの中では、どう区別されてましたか?どう使い分けていらっしゃいましたか?
辞書を引けば、「正しい意味」がわかるでしょうが、
私が、大切だと思うのは、
「違い」を意識的に考えてみること。
「違い」を意識して使い分けてみること。
人によって、「違い」の捉え方が違うことを知ること。
そして、
私が認識している「3つの違い」は、
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「同情」
「かわいそう。気の毒」と言うような「他者を思いやる気持ち」から、派生している「上から目線」の気持ち。
この気持ちから発生しえる次の気持ちは、「何かしてあげたい。」
「同感」
「私も、そう思う。」と、同意を示す気持ち。
自分と同じ価値観を持っている人には、抱きやすいが、異なる価値観を持つ人に対しては、抱き難い。
「共感」
「『他者が、○○に対して△△と感じている』と言う事を理解して、その気持ちを感じ取ろうとする」気持ち。
異なる価値観を持つ相手に対しても、抱くことができる。
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いかがでしょう
「日常生活」では、「共感」と「同感」は同じ意味に使われていることが多いように感じますし、それで、全くかまわないと思います。
ただ、、もし、価値観の異なる部下の気持ち、価値観の異なる家族の誰かの気持ちなど
「価値観の異なる人とのコミュニケーション」を円滑にするには、「共感」が、とても有用ですよ
ちなみに、、、
「キャリアコンサルタント」「キャリアカウンセラー」として重要なのは、「同感」でも「同情」でもなく、「共感」なんです
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~キャリアカウンセラー木村典子(のり)