はしぐちのりこです。


前者・後者の、前者論。

前者が「人にモノを頼む」を使って苦しくなるからくりを整理してみました。




ちょちょいとやれば、たいがいのことは人並みにできてしまう前者にとって、「人に頼む」は非常に苦痛。


自分もそこそこできるので、頼むなら「自分と同じかそれ以上のクオリティ」を求めます。

そうでないと、頼んだメリットがありません。

頼んだのに、お金払ったのに、結局自分がフォローしたり尻拭いさせられたりして、痛い思いをした経験は数知れず、の前者。もう痛い思いはしたくない。


その、そもそものハードル設定が高いので、1)自分よりも信頼できる人を見つけるのに時間がかかります

しかも自分の脳力がそこそこあるので、自分以上に自分の満足する形で仕事を仕上げてくれる人はなかなか見つかりません。


結局、2)そんな人を見つけることに時間をかけるくらいなら、自分でやったほうが早いのではと思い至り、ちゃちゃっとやってしまいます。

そして、

3)そこそこできてしまう自分に満足感を得ます(笑)

「やっぱりやるじゃん、私」みたいな(笑)


この満足感が快感なので、
そして、1)が不快なので、

1)に戻ることはなく、
2)に戻って 2)→3)→2) →3)・・・の無限ループ。


本人が満足で幸せなら、
それでもいいのではと思うのですが、
これを続けている限り、
自分の脳力の範囲から出られません。
どこまでいっても「そこそこ」。

いつまでも突き抜けられません。


しまいには、無限ループを選んでおきながら、

「こんなに頑張ってるのに、なんでいつまでもこの位置?」

とか言い出す始末(笑)




逆に、
頼める人を見つけた場合、

その人がめちゃくちゃ能力の高い仕事結果を返してくると、
(自分以上に前者だったりすると)

頼んでおきながら自分と比較して

A)「自分はやっぱりまだまだだー」と責めたりする、、、

そして、
できる人を手本にして、

B) 自分の能力を高めようと、自分で頑張ってみる

こっちもA)→B)→A)→B)・・・の 無限ループへ。


自分責めがひどいと、
そして他人を許せないと、

どっちに転んでも
ちょっとめんどくさい前者です。

・ ・ ・

ええ、昔の私ですけども。
きっと同じ思いをしている(していた)人は多いはず^^



迷惑かけられてもいい。
この程度の自分でいい。

そこを緩めて、どんどん頼っていけば、
気持ちの上でも、時間の上でも、
余裕でラクな自分にどんどんなっていけますよん(^^)



出張中、
自分の荷物運びを宅配業者にお願いしながら、
そんな昔の自分を思い出していた私でした。


はしのん。


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