ボランティアの心得 | FREE☆STYLE

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【再掲】災害現場の困ったちゃん!? ボランティアに求められる自己責任の大原則
※当記事は、東北地方太平洋沖地震の発生にあたり、サイゾーの過去の記事から再掲載しています。  台風..........≪続きを読む≫

阪神淡路大震災に介護ボランティアに行った経験のある友達の日記より転載の許可をもらったので、UPします。

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福祉避難所 全体に公開
2011年03月12日06:52
阪神淡路大震災のときわたしは介護ボランティアとして長田区に緊急避難所として出来た『福祉避難所』に行ったんだ。

障害や高齢者は情報が入ってくるのも最後だし、
避難所の暖かい場所は健常な人が確保する。

障害や高齢者の人たちはおむつ使用していたらおしっこを我慢し臭いから「臭い」と言われ避難所でも寒い廊下などの場所に移動しなくてはいけない状況になる。
聴覚障害があると情報は遮断される。
透析を必要としている人たちに災害は関係なく透析をしなくてはいけない。

送られてくる救援物資は有り難いけれど、それが食べられない人たちがいる。
硬い、
噛めない飲み込めないなど。


阪神淡路大震災から災害弱者という言葉が生まれた。
しかし当時者は「弱者ではない」と。


福祉避難所を設立したきっかけは避難所で角になんとか場所を確保し不衛生な状況(排泄)を見たドクターが設立したんだ。
今は違うカタチで残ってるし場所も変わってる。



今回の大震災も阪神淡路大震災と同じ状況が起きているんだと思うんだ…

阪神淡路大震災で福祉避難所の存在は注目され今は全国に障害や高齢者が避難できる場所作りが進んだけれど、

もしかしたらまだ危ない家の中でエレベーターが止まり障害がある人がいる可能性がある。

あの時の体験が思い出しては飛んで行きたいと思うんだ。


健常な人の裏に病気や障害のある人たちはあの時こういう状況になったんだよ。

少しでも早く病気や障害のある人が安心して過ごせる避難所が…と思う。



飛んで行きたいけれど違うカタチを取るよ。


一日でも早い復興を。
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今回も同じことが起こりませんように・・・
1日も早く復旧しますように。