稲穂と飛蝗。 |   のらくら農園 の のらくら日記

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     野良仕事で暮らす! 農家のハッピーな毎日をつづります。

 既に収穫期を迎えているこの地域。毎日あちこちでコンバインの走り回る音がしています。田んぼはどこも黄金色。豊かさを感じさせる光景です。


   のらくら農園 の のらくら日記  あまり黄金色に見えませんね。
 

 稲は1粒の種を蒔くと,上手く育てられれば1000粒を超える収穫を得られるんだそうです。すごいですよね。実際,他の穀物と比べても効率的なんだとか。狭くて耕地面積を広く取れない日本列島が多くの人口を支えられたのは,この,効率の良い穀物である米を栽培していたからだ,なんてことを主張する学者もいるんだとか。


 稲の収穫が始まると,水田を住み処にしていたバッタが水田から外へ飛んでいきます。このはぐれバッタたちが育苗棟へ入り込むと,苗の葉を食べたりするので困ります。昨シーズンも師匠の育苗棟ではわずかながら被害が出ました。今年も「飛んできたらイヤだねぇ」と話しています。


 今日,育苗棟の前で軽トラに乗り込み,運転しようとしたところ,ドキッとしました。


   のらくら農園 の のらくら日記  ショウリョウバッタ。
 

 ハンドルにバッタがとまっているのです。別にバッタが怖いわけではありませんが,予想もしないことだったので,驚いたわけです。もちろん,窓を開けて外へ逃がしました。ムダな殺生はしたくありませんから。

 しかし,育苗棟の近くで,こうしてバッタを目撃したということは,良くない兆しかもしれません。明日からは育苗棟での作業時は特にバッタに目を光らせようと思います。