いつもありがとうございます。
石川県野々市市の自然食品店のっぽくん代表の小浦です。
お客様から聞かれる質問で
ステロイドを塗ってるんだけど・・・
身体に良くないって聞いたんですけど何でですか?
って質問を頂きます。
僕は皮膚科のお医者さんでないんで
やめた方がいいよ~
なんて無責任な事は言えないんで
ステロイドってこんな働きをしてこういう影響があるんですよって事をお伝えしてます。
今日はその事について書いてみたいと思います。
■ステロイド(副腎皮質ホルモン)とは
ステロイド剤は副腎皮質から出来る副腎皮質ホルモンを人工的に作ったものです。
副腎皮質ホルモンというのは読んで字のごとく副腎皮質で作られているホルモンの総称です。
■副腎皮質の場所
汚い絵でスミマセン
腎臓の上についてる副腎の表層部分が副腎皮質です。
ここで副腎皮質ホルモンは作られています。
■副腎皮質ホルモンはどんな働きをしているか
炎症を抑えてくれたり
炭水化物を代謝してくれたり
血液の電解質のレベルをいっていにしてくれたり
と免疫系~生理的な部分まで幅広く影響を与えています。
■なんで外から塗ったらいけないの
身体は常に一定の状態(恒常性)を保つように出来ています。
あるモノが多ければそのモノを排出しようとし
足りなければ作ったり補おうと働きます。
ステロイドを外から塗ることにより身体は
あっ足りてるんだ(^^)
と勘違いをおこし副腎皮質は働くのを休んでしまいます。
そうするといろんな場面で働いていた副腎皮質ホルモンが足りなくなり
アレルギーの炎症抑制力が弱くなってしまいます。
じゃあ~ずっとステロイドを塗り続ければいいじゃん!
って思われるかもしれませんが
ステロイド剤には強烈に炎症を抑えてくれるイイ部分もありますが・・・
副作用もあるんです。
・免疫の働きが抑制されて感染症になりやすくなる。
・副腎皮質の機能不全になっちゃう
・糖尿病になりやすくなる
・骨粗鬆症になりやすくなる
etc
他にも検索するとでてきます。
なのであまりつけない方がいいよってお伝えしてます。
でも今日どうしても大事な場面(卒園式とか結婚式とか)
皮膚が荒れてるの見られたくないわ。
って場合は僕は使ってもいいんじゃないかな~って思います。
だってそんな場面って綺麗な方がイイに決まってるし。
使わなくて良ければ使いたくない
でも人前でキレイな肌でいたいから使ってるだけ。
だと思うので
ステロイドを悪者にするんじゃなくって
ステロイドをあんまり使わなくてもキレイなお肌でいられるように
食事の質を変えたり
ストレスをためないようにしたり
にして使わないでイイようにしていく。
それでも治りきってないんなら
大事な場面の時だけ使うっていう風にしてその場は楽しく過ごす。
そんなステロイドとの付き合いかたもアリかな~
って思います。
僕はなった事がないんで呑気な事を書いてますが(^_^;)
ご参考までに