「空気読め」と「ムカつく」 (メモ書き) | 感想記(アメブロ版)

感想記(アメブロ版)

感想記のアメブロ版です。
コメントしたい記事がありましたら、本ブログの感想記(http://noppblog.blog49.fc2.com/)にてお願いいたします。

基本的に私は無駄に「ムカつく」という言葉を使う人間「空気読め」と言って対象を非難するヤツをまったく信用しない。

ちなみに、

「ムカつく」……何をどう言ったらわからないけど、自分の思い通りにならないので気に入らない。

「空気読め」……自分はどうしろとは言わないが、少しは周りの雰囲気を読んで行動しろ。

と解釈している。

いずれも自分からは何も言わず、相手に「自分が何を考えているか」読み取れ(そして行動しろ)と強制している極めて自分本位な発言である。

特に「空気読め」の場合は、「周りの雰囲気」という掴みどころのないものを盾にしている分余計厄介である。
相手に「周りの雰囲気」を読めていないと非難しながら、だからどうすればいいかと言わない。
「どうすればいいか」発言した場合、その責任が自分に降りかかってくるから。
「どうすればいいか」という選択さえも相手に押し付け、その選択が間違っている場合それを非難するだけで済むから。
自分は責任を取らず相手に行動を強制し、さらに自由意思で選択し行動したのだから責任は行動した人間にあるとまた非難する。
しかも悪意がある場合は特に、「周りの雰囲気」と言いながら自分の思い通りに事を運ぼうとする。

そういう意味で「ムカつく」「空気読め」と堂々と口にできる発言者がいる場合、その発言者が何をしようとしているのか常に警戒が必要である。