「Perfume FES!! 2017」!
2017年6月3日(土)
幕張メッセ国際展示場 9 - 11ホール |
出演者 Perfume/チャットモンチー
開場16:00 開演18:00
PefumeのファンクラブであるP.T.A.から購入したチケット2枚。
その整理番号は、Aブロック2200番台だった。
高校一年生の愚かな息子、そのお気に入りアーティストの第一位に輝いているのは、現在、Perfume。
彼の幼少の頃から、自宅やクルマで自分がPerfumeの楽曲を流してきたその効果かもしれない、おそらくはそうであろう。
ということで、父子そろっての参戦。
と参りたいところではあるけれど、開場時間が16時で開演時間が18時。
ということは、入場してから2時間弱を場内で呆然と過ごさねばならない。
そこから、ライブが始まって、それぞれのグループの持ち時間を1時間半づつと予想すると、トータル約5時間を立ちっぱなしで耐えなければならないことになる。
まあ、ライブが始まってしまえば、どうということはないのだろうけれど、開演までの時間がツラそうである。
愚息に聞いてみたところ、もちろん開演前に整理番号順に並ぶし、その前に物販コーナーでグッズも購入するつもりとのこと。
これは、ダメだ、一緒に行くのはムリ、と判断し、別行動とすることにした。
まあ、終演後に合流して一緒に帰ればいいし。
というわけで、開演直前の17時48分頃に海浜幕張駅へ到着する武蔵野線に乗車した。
最寄駅からの乗車時間は、約1時間15分と長い。
南浦和駅でようやく座れ一安心していたところ、南越谷駅のホームに車輌が入線しだしたところで緊急停車。
床下で異常音が発生したとの車内放送。
結局、約20分遅れで発車し、海浜幕張駅に到着したのは18時10分頃。
もう開演しちゃってるし、眼目のPerfumeは100%後半の登場だからゆっくり進むことにした。
そうしたら、ちょうどマリンスタジアムでロッテ戦が終了したらしく、対向からやってくる人波がすごくて、ますます遅れてしまう。
もはや、チャットモンチーはどうでもいいや状態(ファンの方ゴメンナサイ)。
もともと、楽曲を1曲も聴いたことはなく、バンド名しか知らないし。
ようやく会場入口に到着すると、ホールのエントランスにコンビニがあったので、サンドウィッチにビールで腹ごしらえ。
飲食していると、チャットモンチーの演奏がかすかに音漏れしてくる。
これはこれで、なかなか良い。
でも、どんどん、遅れる。
関係者入口に眼を向けると、そこには贈花がずらりと並んでいたので、それを見学。
さてさて、約40分遅れでいよいよ入場。
Aブロックの最後方なら少しは余裕があるのではなかろうか、と思っていたら甘かった。
最後部の柵までかなりギッシリのオーディエンス。
みんな、開演前までにきちんと入場しているんだ、と驚いてしまうと同時に、Perfumeの共演者へのリスペクトが足りない自分にやや自己嫌悪。
入口係りの方が、そこらにスタンディングしていた方々に前方に詰めるよう指示してくれたおかげでなんとかスペースを確保。
出島もセンターステージの眺めもまずまず。
ステージに眼を向けると、若い女性2名のバンドのようで。
2名だけでバンド演奏するのは、それだけでたいへんだろうけれど、お見事。
楽曲も、かなりかっこいいではないか。
これなら開演から見るべきだったけれど、あとの祭り。
19時前に終演してチャットモンチーがステージから去っていくと、場内に間奏が流れ出す。
しばらくすると、前方のモニターには、
【special guest】
の文字が照らし出される。
場内が歓声につつまれる中、登場してきたのは、ビヨンセならぬ渡辺直美。
さらにふくよかになられたかのような、その豊満な肉体を惜しげもなく観客に晒し、でもその身体を使いこなすダンスはTVでは何度か拝見したことがあるものの、実際を見てみるとやはり眼が惹きつけられてしまう。
思いもかけないサプライズプレゼントだった。
そしてこれで会場の雰囲気が一段ギアが上がったところに、場内の照明が一気に落とされ、同時に期待感に満ち満ちた歓声があふれかえった。
ライブの詳細はナタリーさんのレポをどうぞ。 http://natalie.mu/music/news/235423
当日のセットリスト
以下、箇条書き風に。
冒頭の3曲は、出島でのパフォーマンス。
そのときのライティングは、まったくもってすばらしい。
『Baby cruising Love』、久々にライブで聴いたけどやっぱりいい。
『宝石の雨』、コリオがおしゃれでかわいらしく、3人が楽しそうにパフォーマンスしていたのが印象的。
どの曲にも言えることだけど、のっちがセンターに来て踊っているときが、Perfume全体がもっとも大きく見える。それはのっちの身体的な大きさももちろんなのだけど、のっちのダンスにキレと大きさが伴っているから。
いやあ~、わが国を代表するアーティストだけあって、やっぱり期待をはずさない、いや、期待以上のものを見せてくれる。
途中のMCで年齢リサーチコーナーがあったのだけど、あーちゃんが10代のひと、と呼びかけて挙手したのは意外に少なく、20代、30代の方々でほぼ8割か。
自分を含めた50歳以上の挙手はポツポツで、これまた少なかったのは印象的。
終演後、海浜幕張駅前付近で愚息と落ち合う。
彼の身には、このライブのオリジナルTシャツ、肩にはオリジナルタオル、そしてオリジナルバッグ。
典型的なフェス帰りの若者姿。
高校一年生でこの姿はいささか早熟なのではと思ってしまうのだが、親が親なら子も子、ということで、まったくもって致し方なし。