～前回の続き～
山羊座。やぎざ。
山羊座の人は１年に１度、
必ず山羊に会いに行かなくてはならない。
動物園でも農場でも良い。
そして山羊の目の前で
「山羊よ、山羊らしく生きるヤギ」と
激励をしなくてはならない。
水瓶座。みずがめざ。
水瓶座の人は１年に１度、
必ずバケツに水を張って
「これが水瓶だ」と主張し、
そのバケツを振り回しながら
「こぼれないもんねー」と
実験をしなくてはならない。
その際、周囲に誰もいない所で
やることが大切である。
魚座。うおざ。
魚座の人は１年に１度、
必ず図書館に１人で行って
「ウォーリーを探せ」を
やらなくてはならない。
ウォーリーを見つけたら
「ウォーリー見っけーー」と
指差しながら小声で
ぼそっとささやかなくてはならない。
これが星座の役割。
占い以外の星座の役割。
拒否してはならない。
だってそれが星座だもの。
持って生まれた星回りだもの。
それが嫌なら、１年に１度、
正座しながら星座のことを
１時間ほど考えなくてはならない。
ホロスコップ占い のがっち
～今日の１曲～
美川憲一「さそり座の女」