「経営的な手法」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成22年9月23日


 今日は、秋分の日で休日です。

朝の電車は、割合混んでいましたが、

流石にオフィスビルには私一人が出勤です。

外は、風も強く激しく雨が窓を打ち付けています。

まるで、厳しい日本の政治・経済情勢を現している

ようです。


それにしても、現政権の統治能力にはがっかりです。

円相場は、また円高に向っていますし、それを

反映して株式相場も下落方向に向っています。

アメリカが11月初めにも更に金融緩和策をとると

公表しているからです。

これに対して、日銀も政府もいまのところ、「音無し

の構え」です。

また、無為無策を決め込むのでしょうか?


尖閣諸島の紛争も中国に押されっぱなしです。

刑瀬事実を作るのがうまい国ですから、いつの

間にか、「日本が悪い」という国際世論が作り上げ

られてしまうかもしれません。


ここでも政権は、「冷静に粛々と対応する」と公言

するだけで何らの有効策をとろうとはしません。


「市民運動家の総理」と「人権派の弁護士」が、政権の中枢

で権力を握っているのですから、討論で相手を論破する

のは得意でも、将来を見据えて前広に着々と手を打っていく

「経営的な手法」には不得手なのかもしれません。