へへッ・・・見ちまった←堪え性がないヤツ( ̄m ̄ぷぷぷ・・ | のだめと申します!

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日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

午後、外出のついでにレンタルショップを回った。レンタルしてたCDを返す為だ。
別の店でもDVD(ディズニーの「魔法にかけられて」)を借りてたので、返却。


その時、見た。∑(゚Д゚)
韓国バージョンの「魔王」の第10巻が残ってたのを。
最初に行った店でもあったし、その次に行った店にも最後の第10巻だけなぜか残って置いてあり
他の巻は、全てレンタル中だった。


皆さん、まず第1巻からキチンと順々にこっちバージョンを試聴するんだね。←当然さ
まあ、当然全てレンタルしてもゆっくり試聴堪能する時間もないだろうから
第9巻までが限界で第10巻まで手が回らず残ってたのか、既に最初の3巻位借りた人が居て

次に来た人があとの3巻ほど借りて、その次に来た人がさらに3巻借りていったのか

最後の巻だけが寂しくポツンとあった。


ので、しょうがないな~アタシが借りてやるよ←なぜ上から目線??(^o^;)
実は、某店だと新作扱いになっており1枚2泊3日までしかレンタルできず
別の某店だと、旧作扱いで1枚1週間レンタルOKだった。しかもこちらの方が安い。

あら、そんなに新しくないの?・・・・。じゃこっちにしよ(爆)


最初から揃うの待たずに尻から試聴するアタクシなのでございます。←堪え性ないヤツ


全部で20話あるのね。ちょっと長いわね~。
なので、語りきれない。ま、内容は既に知ってるよね。


しおり役の女優さんは、1984年生まれの24歳で小林涼子ちゃん同様に童顔で可愛い人です。
http://www.k-plaza.com/star/en_sta_sa020.html


領役の俳優さんは、1982生まれの26歳。1980年生まれの大野君と2歳程の差なので近いかも。
http://chu-jifunn.seesaa.net/


直人役の俳優さんは、1974生まれの34歳。うわ~大人じゃん、生田くんのイメージがないね。
http://www.news.janjan.jp/culture/0706/0706180498/1.php
ふ~ん、1972年生まれのヨン様の方が2個上なんだ(んなこたぁ、どうでもいいか!)


んで、第10巻には終り2話分が収録されていて、日本バージョンの終盤戦が盛り込まれてました。
最初から順々に見なくても、日本バーションで学習してるので、役名も役者も別なのに
設定がほぼ同じなので見ていてしっかり把握できました。
日本バージョンでの出演者の方々、韓国バージョンのキャラの特徴をしっかり捉えたのが伺えます。
誰が誰だか相関図とか見なくても判ります。
髪型とか、メガネ、衣装などオリジナルバージョンに沿ってますね。
直人の衣装がいつもカーキ色のジャケットなのも頷けます。
特に、山野は出てきて直ぐに山野と判明(爆)
おどおどした素振りや、歩く後ろ姿までそっくりです。


中には、日本バージョンとイメージが違う場合もあります。
中西とか、典良とか。石本もまるっきり違いますね。
麻里もオリジナル程あんなに色っぽくないです。

衣装も雰囲気が違うしどっちかと言うと可愛らしい感じですね。
吉瀬さんて凄いなぁ~。魔王の時は、妖艶な感じが滲み出てたのに
「太陽と海の教室」の教師役では、凄く冷たいイメージだから、そそられ感ゼロです(;´Д`)ノ。


日本バージョンは、オリジナル時間の半分位しかない都合上、彼是割愛したり、設定を変えたりしてます。
その分、韓国バージョンでは、時間かけてゆっくりと進んでます。
だからといってダラダラしておりません。1話分にして68分収録されてます。
2話分ぶっつづけて見てしまったのに見ていてあっという間でした。

オリジナルは、時間掛けてるだけあって領としおりの淡い恋心がしっかり描かれてるようで

最期の方でしおりが領を留める時(やっぱり後ろ抱きしますね)領に平手打ちしちゃうし。

まあ、それだけ感情の進み具合が描写に出て来れたんですね。

こういうの入れて欲しかったな~日本版でも。。。。あ、時間ないか。


「この人誰ぇ~?」ってな方も登場します。はいはい時間が、たっぷりあるからね。(^▽^;)

領の姉・真紀子が領の正体をこの人物に由って知る事になるし

(CD-Rを隠す話では、CD-RじゃなくてUSBメモリーになってる)

栄作に領の正体を明かすのは、領本人じゃなくて別の人物だし(多分、大隈辺りかな)

そのあと、栄作に呼ばれた領が「曲がった線でも真っ直ぐに見える」という無茶な説法を聞く羽目になる。


オリジナルでも、栄作は心臓発作で亡くなります。
けど、日本バージョンみたいに、(長椅子に寝かせて)放置して出かけたりしませんよ。( ̄_ ̄ i)
栄作が一人の時、やはり辛労がたたって倒れ誰かが見つけたようで病院に運ばれてました。
直人が駆けつけた時は、既に絶命してました。嘆き悲しむ直人。
そして、葬儀が終り直人はついに領と決着をつける決意をするのです。


最終話で領は、自分の持っていた「虹の彼方に」のオルゴールをしおりの所に持っていきます。
領の携帯着メロもオルゴールバージョンの「虹の彼方に」です。
領の母親が好きだったメロディであると日本バージョンでやってたけどそうだからなのかな。

しおりも好きだった曲ですよね。

自分の最期が判っていて自分の大切にしてたものを大好きな相手に渡すのね。

こういう所って実に韓ドラ風味ですな、ロマンチストというか。
オリジナルでは、しおりのお母さんが耳が聞こえない設定で健在してます。
しおりが不在で、その母親に託します。
そういえば、直人と初めて出逢ったのが、しおりの勤務先の図書館。
しおりが手話で他の人と会話していたのを目撃。
しおりが耳が聞こえないのかと思って、声をかけるとき筆談を始める直人。
(youtube無編集字幕なし配信で見たので会話の台詞が不明だがなんとなく見てれば伝わる)


コミニュケーションが不器用という直人らしい部分が伺えてなんとも可愛いシーンでした。


ドラマで使うアイテムに日本バージョンではハーモニカが使われてましたが
オリジナルでは、そういうのは無くて代わりにしおりが領にホイッスルをあげます。
「私が必要になったらこれで呼んでください。いつでも駆けつけます。
遠くまでよく聞こえますから」可愛いじゃないですか~?しおりらしいです。

このホイッスルが一番最後のシーンに出てきますね。(泣;
領は、これを手にして死んでいくんですね~。
日本バージョンでは、領はしおりに手紙を渡してますが、オリジナルではしおりが領に渡してます。
ラブレターですよ。きゃ~~。(*⌒∇⌒*)


さて、一番のクライマックスシーンですが
やはり、日本バージョンもオリジナルに沿うそのままの演出でした。←忠実だ
なので、ほんとに見応えタップリです。
欲を言えば、やっぱり生田くん喋りすぎですね。これから死ぬって言うのに・・・!(´Д`;)


「こ・こ・こ・これで・・・良かったんだ・・・最初から・・こうしていれば・・・
生きて下さい・・・・せ精一杯・・・自分の為に・・・生きて・・・下さい
友雄さん・・・・ゆ許して下さい・・・俺の、ことも・・・あなた・・・自身も・・・」


こんなに喋る元気があったのかと。それに、年上の領が相手という設定だから敬語なのだな。
だから台詞が簡素になれないのかーーー。死に際に、んな丁寧にしなくても。

ジャニーズの先輩後輩の掟なんだろうか?実に上下関係に忠実だ


で、オリジナルの方が言葉数少ないです。やはり・・・( ̄▽+ ̄*)

ここで、設定の違い、大人バージョンと若者バージョンの差が出ますな。


「生きるんだ・・・力の限り・・・・精一杯・・・生きてくれ
テソン(日本バージョンで、友雄を指す)
許してくれ・・・俺の事も・・・お前自身も・・・」息絶える直人


激しく狼狽する領、直人との回想シーンが蘇る
何度も呼びかけて直人の亡骸に激しく号泣する。←なんかこのシーン震えましたわ。

直人の隣で領は、母と兄と食卓を囲むほのぼのシーンや、しおりとの回想シーンが蘇ります。
胸キュンシーンもありますよ。
大きなブランコに二人で腰掛け揺れながら領がそっとしおりの手を握り互いに微笑むシーンとか
軒下で雨宿りして二人並んでるだけのシーンだとか。


その頃、しおりはタクシー飛ばしてこちらに向かってました。
しかし、しおりが駆けつけた時はすでに遅く・・・・・。
まあ、欲を言うとちょっと涼子ちゃんの走り方の方が緊迫してたわね。

この韓国の女優さん、走るのがやや苦手なのかも(´0ノ`*)
そこには、肩を寄せ合い、穏やかに眠ったように息絶えた二人の姿があった。
涙が止まらないしおり。見ている私も涙が溢れちゃったわよ。


ここでENDです。日本バージョンもこの辺にしときゃよかったのに・・・。


昨日アップした記事で紹介したオリジナル「魔王」クライマックスシーンyoutube配信は、
やっぱり、編集してました。だけど、うまく編集してるな~。コレでもかなりイケますよ。
てか、これで結構ウルウルしちゃったもん。
領が直人に抱きかかえて泣き叫んでるシーンは、本来声はそのままなのに
youtube配信は、優しいクラシックが流れてるだけの無声映像に作ってありました。
それで、臨場感タップリのド迫力でしたわよ。
ほんと音が無くても身体全身で泣いてるのが伝わってきます。


韓ドラってどの作品も泣く場面が多いよね~~。


当然ながらオリジナルには呑気な海辺でのしおりやDVD販売を誘導するシーンはありませんでした。
これだけの悲惨な衝撃をうけて、3年経っても陽気に浮かれてられんよ。トラウマになってない?
そこが、日本バージョンと捉え方の違いなんだろうか?


韓ドラの捉え方だと、3年ごときで忘れられないほど深い想いってどのドラマでも描かれてるしさ。
冬ソナの面々たるは、10年も相手の事をしつこく思ってる事が長々最初から最後まで描かれてましたさ。


オリジナルの領ってなんか怖かったな~。
山野を復讐の手伝いに誘うシーンなんか悪魔が宿った?って位冷たい顔だった。
そして、直人はぶっきらぼうでキレ易いという設定通りだったが、生田くんは若くお子様っぽいけど
オリジナルの方は、年上と言う事もあってやはり渋さや大人の落ち着きがありました。


日本バージョンでは山野が領を刺してますが、オリジナルでは山野は何もしてないし

警察にも出向いておりピンピン生きております。典良も生きてます。葛西もね。


領を刺した人って、初めから見てないので誰だかここでは不明です。


いづれにしても、日本バージョンもかなり楽しめる作品だった「魔王」
ストーリーは判っていても設定がちょっと違うので、オリジナルでも充分に楽しめる作品だと思います。
短気な人は、日本バージョンの方がストーリーもジェットコースター如く早いので向いてるかも。


両方見比べて楽しんだりもできるけど、作品が面白いので
いつのまにか登場人物に感情移入してしまうなぁ。芝居が細かいし迫力あるんでね。
それに、日本バージョンでは、恋人でもない限り傷ついた異性を慰める時ハグなんて中々しない所を
オリジナルでは、やってしまうんだよね~。日本にはそういう風習がないからそんなシーン入れないし。
強いて言えば、しおりが領を後ろ抱きした所や、領が辛くて思わずしおりを抱きしめちゃった位かな。
ただこれは、恋心の感情アリな上で出来る事だからなぁ~この二人の気持ち知ってるし。


オリジナルで見たのが、父親を亡くして悲しんでる直人にしおりがハグしてあげるシーンがありました。
これは、恋心というより母性本能によっての行為というのがよく伝わってきましたけど
日本と感情表現がなんとなく異なりますね。こういう時は日本ではやらないですね。


過去において幾つかの作品を見た韓ドラの面白い所は、登場人物ひとりひとりの立場で見ると
何度でも美味しいという試聴が出来る事だ。


さて、オリジナルDVDは、まだ日本語字幕収録のみで誰も声を吹替えておりません。
(なんか、その試聴だから余計に迫力があったのかも)
日本バージョンのメンバーではちと年齢設定が違うのでムリがありね。


きっといつも吹替えのお仕事してる声優さんになるのでしょうかね。


最後に、アイドルもしてるタレントなのに
オリジナルと負けて劣らない芝居を見せてくれた二人、大野くん&生田くん。
特に、大野くんには最初じぇんじぇん期待してなかった分思った以上に「出来る子だなぁ」と感激したわよ。



オリジナル、レンタル出来る機会があれば是非最初からキチンと見たいと思います。