2017/6/11 朝鮮日報
文在寅大統領の「伽耶史復元」指示、韓国学界からは批判の声
韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が6月1日、大統領府（青瓦台）の首席・補佐官会議で「伽耶史の研究と復元」を国政課題に含めるよう指示したのに伴い、その背景や内容に関心が集まっている。大統領府の関係者らは、文在寅大統領が伽耶史に言及したのは即興ではなく、長年の関心から出てきたものだと説明した。嶺湖南（慶尚道・全羅道地方）の統合について考えてきた文大統領としては、嶺湖南をまたぐ伽耶史の研究が統合の基盤になるだろうとみているのだ。
（中略）
しかし、韓国古代史研究の代表格で韓国古代史学会の会長を務める河日植（ハ・イルシク）延世大学教授は6月4日夜、学会のホームページに一文を載せ「大統領が歴史の特定の時期や分野の研究・復元を指示すること自体、適切でない」と正面から反論した。河会長は「伽耶史の研究・復元が嶺湖南の壁を崩せるいい事業だという話は、歴史を道具扱いする発想だという指摘を免れ難い。大統領の言及は、各自治体が予算を取ろうとして掲げる企画スローガンをそのまま受け入れたものと考えられる。だから問題だ」と指摘した。
実際、故・盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領出身地のポンハ村がある金海が前期伽耶の中心地で、伽耶史研究をめぐってかなりの需要があるという点も注目を集めている。与党「共に民主党」のミン・ホンチョル議員（選挙区：慶尚南道金海甲）は5月22日、「大統領選当時、文在寅大統領候補に『嶺湖南の伽耶文化圏をまとめて新羅・百済文化圏のようにすれば、歴史文化の伸長はもちろん観光振興、地域開発、地域対立解消に至るまで多目的な事業が可能』と建議した」と発言した。
（中略）
学界では、文大統領の「伽耶史復元」指示に対し、懸念の声が強い。韓国古代史を専攻する中堅学者の一人は「嶺湖南では政府予算が配分されて関連研究や事業が活性化すると歓迎しているが、ほかの地域では『大統領が乗り出したら、国定教科書のように政治的に利用されかねない』と慎重な立場」と指摘した。朴槿恵（パク・クンへ）政権の「新羅王京復元事業」を意識した政権プロジェクト、という批判もある。地方自治体が政府支援を期待して地域の研究者に「何をしたらいいだろうか」と問い合わせた－という話も相次いで出てきている。
李先敏（イ・ソンミン）記者 , 鄭佑相（チョン・ウサン）記者
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http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/09/2017060901495.html
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http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/09/2017060901495_2.html
引用ここまで
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朝鮮日報は何を寝言を書いているんでしょうかねえ。シナ朝鮮では歴史などというものは政治学の一部のようなもので、時の政権の都合のいいように適宜書き換えられるものでしょう。
まして寅さんは故ノムたんの盟友。ノムたんがやった歴史建て直し事業を自分でもやってみたかったんでしょう。
まして韓国の大統領などは期限付きの国王のようなものですから、口を出せる分野に制限はないんですよ。法律？職務権限？だから国王なんですってば。
そういえば牢屋に入っているクネ婆さんのパパも似たようなことをやっていました。
2011年5月10日の中央日報の記事でしたが”朴正煕大統領は植民史観を覆すために慶州の考古学的発掘を指示した”・・・なんてことでも韓国の大統領はやれるんです。
”大統領が乗り出したら、国定教科書のように政治的に利用されかねない”・・・だからシナ朝鮮ではそれが普通のことであることくらいは理解しておかないと出世できないよ。
チコミケがいた頃は段ボールの箱の調達が必要だったが・・・・・