韓国書籍のブックカフェ 東京・神田神保町に7月オープン
【ソウル聯合ニュース】東京に初めて韓国関連書籍をメーンに取り扱うブックカフェができる。
日本で韓国文学書籍などを翻訳出版し「文学韓流」の先頭に立ってきたCUON(東京都中央区)が7月7日、本の町として知られる東京・神田神保町にブックカフェ「チェッコリ」をオープンする。
同社の金承福(キム・スンボク)代表取締役は17日、聯合ニュースの取材に「気軽に本を読んで購入できる空間にしたい」と話した。また、「読者のために作家との対話や出版記念会、講演会、読書討論会などを開いて韓国の本を愛する人たちの店として運営していく」と紹介した。
店名を「チェッコリ」にした理由については、「昔、書堂(朝鮮王朝時代の私塾)で本1冊を勉強し終えるたびに生徒が先生を料理などでもてなした伝統が『チェッコリ』。本を通じて学ぶ喜びや労苦を祝っていた温かい伝統を受け継いでいきたいという思いから名づけた」と話した。
カフェではコーヒーや韓国伝統茶、伝統菓子、夜はマッコリも提供する。交流の場として活用してほしいという。
小説やエッセー、実用書、語学書、児童書を中心に韓国語の原書3000冊と、日本語に訳された韓国書籍500冊が並ぶ予定だ。
今後、5000冊に規模を拡大する予定。また、韓国の文房具類も販売する。オープン当日は韓国と日本の著名作家を招き記念講演会を開催する。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/05/18/0400000000AJP20150518000800882.HTML
引用ここまで
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”東京に初めて韓国関連書籍をメーンに取り扱うブックカフェができる”・・・いけませんねえ、日本は閉鎖的ですからねえ。隣の国の、かっては日本に高い文化を伝えてくれた国の文学を拒否しているんですな。
その点韓国は開放的です。昨年7月の聯合ニュースによると”韓国書店大手の教保文庫が22日に発表した推理・ホラー小説のベストセラーの集計によると、昨年の販売割合トップは日本小説で43.96%だった”・・・ということですから。
”韓国小説は5.09%で4位にとどまった”・・・おいおい、そりゃヒド過ぎるでしょ。日本小説のシェアは地元韓国の9倍近いじゃないか。
これで、古代はウリナラがイルボンに文化を伝えたニダ!大和は百済が作ったニダ!などと主張されたって・・・・・
そういえば古代朝鮮には、文化の無かったはずの日本から勾玉だの前方後円墳などが伝わっていますが、エンジョイ・コリアという日韓翻訳掲示板でそれを指摘しても、理解した韓国坊やはいませんでした。
まあ韓国の学者も理解出来ないんですからしょうがないんですが。
いや、話が横道に逸れました。”金承福代表取締役は17日、聯合ニュースの取材に「気軽に本を読んで購入できる空間にしたい」と話した”・・・ああ、このオバさんのことは以前エントリしてました。
昨年1月の聯合ニュースだったんですが”日本でK-POPやドラマを中心に旋風を起こした韓流が今こそK文学に引き継がれる時が来た”・・・とか言ってたんです。
しかし”日本では韓国語を学ぶ人が多く、韓国文学を紹介する環境が整っていると分析する。ただ、「収益事業ではないため難しさがある」として、韓国の出版界や関連機関に支援を訴える”・・・とやってしまいますからねえ。
あのねえ、平安時代の源氏物語じゃないんですよ。現代文学が収益事業でなくてどうする?
手書きで筆写の源氏物語とは違って、現代で本を出そうと思ったら紙の代金から印刷費用から編集者の給料から・・・・・・原稿料ナシにしたって膨大なカネがかかるんだぞ。
”韓国語の原書3000冊と、日本語に訳された韓国書籍500冊が並ぶ予定だ・・・今後、5000冊に規模を拡大する予定”・・・少ないんじゃ?
私は相当に蔵書を整理しましたが、一時は5000冊を軽く超えていましたしねえ。商売でやるには・・・・ああ”収益事業ではない”・・・のか。
収益の方は”カフェではコーヒーや韓国伝統茶、伝統菓子、夜はマッコリも提供する”・・・で稼ぐんですね。
しかし韓国ウォッチャーとして忠告させていただくと、韓国には伝統茶も伝統菓子も存在しないんですから、もう少し提供するものに工夫したらいいんじゃないかと。
ええ、マッコリよりはアガシですよ。韓国はそうやって日本進出を果たしてきたんですから。