ちゃんともがく | 悩みとうまく同居できる人になろう 〜人生を楽に生きる簡単な方法〜

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自分がどうしていいのかわからない
そんな悩みを持つあなた。一緒に探しに行きましょう。

ちゃんともがく



優しいあなた、毎回押していただいてありがとうございます。
すごく励みになります。


今日もお立ち寄りいただいたあなた
いつもありがとうございます。


はじめましてのあなた。
ご縁をいただき感謝します。


あなたの認めたくないことは
何ですか?

どんなに辛くても、それを認めることで
道は拓けます。



この言葉、テレホン人生相談という
ラジオ番組の冒頭で

加藤諦三さんという社会心理学者の
先生が語りかける言葉なんです。


私は、これを聞くたびにハッと
させられます。

まず、認めたくないことは何ですか?
と聞いているということは、

認めたくないことが絶対に誰にでも
あるという真理をついています。


私にも確かにあります。

それも、探せばいくつでも。



そして、加藤諦三さんが必ず最後に
授けてくれる言葉。


『人は絶望と向き合うのが一番嫌なことなんです』

『でも、絶望と向き合うことで道は拓けます』


先日の私の記事で
無自覚という言葉を使いました。

絶望と向き合えないのも無自覚といえます。

参考記事:無自覚の知①  


誰だって、絶望なんてしたくない。

どうしていいか迷っている自分が
許せない。

心が揺れていることは何とか隠したい。


加藤諦三さんは、何かのテレビ番組で
こんなこともおっしゃっていました。


『絶望は変装がうまい』


つまり、絶望感や虚無感と向き合うのを
逃れる手段として、


・一瞬の快楽に走る人

・お金をとにかく稼ぎ続ける人

・今を忘れるためにギャンブル、酒、薬物などへ
 依存する人

・強いモノに憧れを抱いて、ファシズムなどの組織、権力へ
 依存する人


いろいろなモノに姿、形を変えて
そこに依存する。

何だか、トランプ氏やISなどに熱狂する
人たちを思い浮かべずにはいられません。


過去にこの記事でも、自分との対話の
ムズカしさをお話しました。


話は変わりますが、

糸井重里さんの言葉に、人は40代になったら

『ゼロになって、ちゃんともがく』

という言葉があります。

※AERA参考記事

やっぱり、どこかのタイミングで人は迷い、
その度に、その絶望を認識し

ちゃんと、『もがく』

これは必要なことなんだなと
改めて思わされます。

世の中のことを知り、何でもできるようになったと
思い込みやすい40代に、人は自分の無力さを
突き付けられ絶望する。


私は、今まさに40代ですべてを失い
もがき苦しんでいます。


でも、それが必要なことだと思えると
今の時間はムダには感じません。

むしろ貴重な時間を過ごしているとさえ
思えます。


本当に良いタイミングで病気になり、
考える時間、リセットする時間を手に入れる
ことができた。

本気でそう思える、今日この頃です。


道は拓ける。

あなたも私も例外ではありません。



それでは、また。