みなさん、こんにちは。ようこそ「えつこの部屋」へ。
3月にはいって日差しは暖かくなりましが、まだまだ風は冷たいですね。
体温調整にも気を配って行きましょうね。
さて、今日は新刊のご案内です。
タイトルは、
「インナーラビリンス」自分という名の迷宮
(ラビリンスは、迷路や迷宮を表します。)
この本は、自己発見の旅を目指している人、自分を変えたいと思っている人、あるいは人間の内面世界という摩訶不思議な神秘を探究したいと感じている人にぜひ読んでいただきたいです。
半年ほど前に原稿を読んだときに、おもしろ過ぎて、本を読むのは苦手な(遅い)私ですが、「このペースでは3日で読んでしまう。もったいない~。」と思って、読み惜しみしながら読んだと云う、奇跡の本です。
なので、今日はすこし鼻息が荒いです(笑)。
著者はナルタン(日家ふじ子さん)です。もっともOshoに近いところで学び、直接指導を受けた弟子と言われています。
そのナルタンが、インドのアシュラムと呼ばれる修道場で体験したエピソードのいくつかを回想したものです。
そう書くと「どんなひと?」「次元の違うひと?」って思うかもしれないのですが、自ら認めているのが、オカルトや霊界やニューエイジ現象はもちろん、古今の神秘家や導師の名前など、精神世界の必要最低限の知識すらなかったそうです。
たぶん私たちとそう変わらないひとですね。
Oshoのところに、バカでもなさそうなのにこれほど予備知識なしで来た人間、しかも人一倍熱心に瞑想している人間がいるなんて、アニュブッダの言葉を借りればわたしは、「旅行者の手違いで来た」種族なのだ。-第2章 何かが始まった
この「旅行者の手違いで来た」種族と云う文章からも、一般のひとだと云うことがわかります。
そのナルタンが、次から次へと未知なる世界へと自然の流れで足を踏み入れていきます。
Oshoから瞑想の名前「ナルタン」をもらって、その後ナルタンの意味である「ダンス」
が自然に起きてきたこと(身体が勝手に動く体験)、知らないはずの古代瞑想に次から次へとはいっていく体験…。
過去生がやってきて、幽霊に悩まされ、見えない神秘的な次元とつながり、そのためのお守りの小函(こばこ)をOshoから受け取り、無意識と呼ばれている意識の層がどんなに広大であるかを身をもって体験し、そこに意識の光をあてていくということを理解していきます。
また、グループセラピーに参加して玉ねぎの皮を剥くような体験も書かれてあって、世の中にこういうコースがあるんだと云うことを知ったり、また、コースを受けなくても西洋人と日本人のリアクションの違いもよくわかったりします。
例えば和尚アートユニティで開催しているコースティーチャーたちが、いかに日本人に合っているかも理解できます。根本から違うんだな、と。
普段、日本でコースを受けているとこの違いを言葉にして理解することはあまりないように思います。そういう気づきもある本です。
だが瞑想をすすめていくうちに、自分のなかで眠っていた感覚や能力が開きだし、エネルギーを感じるだけでなく受ける、出す、ときにはかわすことができるようになった。瞑想することが一種のトレーニングになるようだ。-第5章 アシュラムという名の俗世間
これはユニティインスティチュートでの学びと同じです。自分たちがどういう方向に向かうのか、この本で疑似体験しているような感じがします。
「プッシュ式反応」の項目では、誰でもが経験のある「着火」(いわゆる“反応”のことですね。)について書かれてあります。このモデルとなった男性は、えつこの部屋のブログ内にも登場した人物(セクシー部門?)なので、親近感がわきます。
そして最終章ではOshoから「光明を得た21名」に選ばれる話もありました。
でも、これも大どんでん返しの結末で…。
こうしてブログに書くために本を読みなおしていると、ついつい読みふけってしまいそうです。
そして、この本にはナルタンのユニークさが溢れ出ていて、くすっと笑える箇所が満載です。
西洋人に勝手にあだ名をつけて呼んでいたり(確かに横文字の名前って覚えにくいです)、ちょっと能天気なところがあったり、そうかと思えば「インスタントミニ辞書」と云って、セラピー用語(トリップ、プロジェクション、条件づけなど)の解説があったり…。
その人間味と神秘体験のミックスがたまらなくおもしろくて、ジェットコースター並みのハイスピードで読めるおすすめの本です。
普段コースに参加してしない社内の事務職のスタッフからも「おもしろい~」って感想だったので、みなさんにおすすめの1冊ですよ。
こちらは、3月3日ごろから書店に並びます。購入は、書店からどうぞ。
(※こちらから中身を見られます。)
紀伊国屋書店や書泉グランデ、丸善、八重洲ブックセンターなどの書店に並んでいます。
(書店にないときは、書店で注文していただければ手に入ります。)
<おまけ>
カバーを外した表紙もとってもうつくしいです。
じゃあね。
えつこ
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