先月29日は、術後3年の通院日でした。

22日に単純CTとマンモグラフィ 血液検査
結果を聞きに29日に受診

総コレステロールと中性脂肪に値に気をつけましょうね~なんてさらっと話され
CT画面に向かう。

ここからがとても丁寧
半年前の画像と今回の画像 並べて指摘
「3㎜ほどの白い粒がね、前回と同じここにあるのよ』
「大きくなっていたら呼吸器科の先生に相談しようと思っていたんだけど、
大きさはほぼ変わりなしなの。半年ごとにCT撮って見て行きましょうね』

「これは 転移 ということですか?』と尋ねると

「肺炎の痕かもしれないし、静かなる肺転移かもしれない。
原発の肺がんなら半年あれば、大きくなってていいはずだから」と


んー、来たかこの日が・・・って感じ
まだ転移決定でもなく、半年後のCTまで何も変わることないんだ。

今回はあちこち気になるところがあって、
他で転移と言われるんじゃないかと思って出かけたんだけど
肺転移かも は意外だった

何だか先生 ちょっと優しいような・・・疑いは深いのかなぁ

そして、どうも花粉症にもなったらしい
鼻がね、丸ごと重いの
左眼の骨の周りと眼球全体も重たいの


さ、次の検査まで忘れて暮らしましょう!
お薬が切れて約1週間

爆弾低気圧から10日

ずっと不調が続き、やっとこさ病院へ


今日も両肩に注射

こんなにかたくちゃね~と肩から肩甲骨付近を医師がおしてくれる。

痛いところと気持ちのいいところと



薬がなくなって、症状がつらいということは

薬が効いているということだね。 と前回同様の処方


どうしても辛い時は電話してくれればいいよ

動けなくなっちゃう病気だからね、多少の融通はきかせるからね

と言ってもらった。

ありがたいと思うと同時に、何だか重症な気がして・・・


前に打ってもらった時は、帰り道には肩から背中が軽くなって行く感じがあったのに

今日は痛みは薄らいだけれど、ど~んと重くて

処方された42日分の薬を持つのが辛かった。


夜になって重みは多少やわらいで来たものの、まだ重い

上娘のスーツケース 20kgに肩ひもつけて背負ってる感じ?



秘密保護法の反対デモに女子高生?16歳が参加しているのを見て

ちょっとうれしく思った。

我が家の16歳女子高生は、

ホットカーペットでだらだらとGPファイナルを見る私の隣で

制服のまま、もう4時間も寝てる。

やっぱり育て方が悪かったのか?!


明日から元気を取り戻したい!
一昨日 自家組織での再建について、形成外科の教授のお話を伺いに行った。

私の場合 背中でもお腹でもどちらでも可能のようだ。

ただ、皮膚が平均値よりちょっと薄いらしく

乳頭を作るときに、ぺしゃんこになりやすいから、

耳の軟骨を使う事になるかもしれないと言われた。


術前 術中 術直後 術後 何例か何枚かの写真を見て

胸とお腹の縫合痕の生々しさに、ちょっと引いてしまう瞬間もあった。

これは未来の自分の姿   耐えられるかな?って

びびりん だからさ。


傷痕はホントに個人差のようで、やってみなければわからないみたい。
(前回の全摘のときの傷痕でおおよその想像はつくけれど、同じとは限らないらしい)





自分の心に問いかけたら、どうしてもふくらみが欲しいというわけじゃないんだ。

最初の手術で全摘を選択したのも自分だし、

片方なくなっても女でなくなる訳じゃないし、大丈夫

大浴場は無理かもしれないけれど、家族風呂や露天風呂付き客室なんかもあるし

詰め物すれば外見は変わらないんだし。

そう思っていたんだな。




でも、日々の生活の中で たまにとても凹むことがあるんだ。

それは喪失感からなのかもしれないし、

関係のない原因から始まるものかもしれないけれど

凹んだときに、鏡に映る自分から目を背ける。

着替えるときも、視界に入らないようにする。

そして自分を否定する(いろんな面からね)・・・そんな自分にさらに凹む。



術後2年10ヶ月とちょっと

今のところ再発転移もないから いい時期ではないかと乳腺の担当医も言ってくれているし

自分の気持ちが(再建に)向いて来たのだから、受け時なのかとも思う。



主治医は最初から再建をすすめてくれたし、形成の医師と話もした。

同時再建でエキスパンダーを入れて・・・

人工物は抵抗があって、自家組織にするには手術室が取れなくて

そもそもそれほど再建したいと切実ではなかったから、このままでいいやって思ってた。



でも、我が家のトイレが私に再建することを意識させるんだな。

手洗いの蛇口の上についてる鏡

これが 胸上のいろんな 見なければよかった! スポットを映すの。

例えば目の下のクマの色や大きさだったり 

ほうれい線の深さだったり、昨日は知らなかったシミだったり

毎日見てるはずなのに、この鏡で一瞬に加齢を実感することが多々あるの。


そして ちょっと前傾姿勢で映ると 術側だけ骨張ってるのよ。

わかっていることだけど、日によって朝からガッカリな気分になって

ブルーな1日を過ごしたりする。


(娘に鏡の話をしたら、16歳でもあの鏡でがっかりすることはあるらしい。)


これからの人生を生きて行くのに、どうしても必要なものではないかもしれない。

命に関わることでもない。

それでも、リスクがあったとしても

成功すれば、今より よりよく生きられるかもしれない。

予想もしない瞬間に、トイレの鏡に打ちのめされたり

自己否定でストレスをためて行くことも減るんじゃないかと思うのよ。



上娘はまだまだよちよち歩きではあるけれど、自分の道を歩き始めたし

下娘も1年後には、進路について一定の決断を迫られるし

紆余曲折あるにせよ、自分の道を探し歩いて行く。


そこから、私がもう一度自分の人生を歩くために

再建手術は必要なんじゃないかって、考えるようになったここ半年。

ヒッキーになる原因は今のうちから取り去らないとね。


全摘後、術側の首・肩のこりがひどすぎて

再建して軽減されるってことはないのかな?

左右のバランスが取れても、中は元通りになる訳じゃないから無理か?



春休み中に入院手術と目論んでいたけれど、同じことを考える人は居るもので

既に3月後半は無理と判明

娘たちと相談の結果、4月初めなら何とかなるかも?だけど

春休みが無理なら、もう少し勉強してからでも・・・と次の予約を年明けに入れちゃった私。

4月初め 予約取れるだろうか?