97%の妊婦がつわりを軽減した驚きの施術法とは? | 80%の妊婦がつわりを軽減!! つわり対策コンサルタント★ユアンの悪阻対策法

80%の妊婦がつわりを軽減!! つわり対策コンサルタント★ユアンの悪阻対策法

つわり対策コンサルタントのユアンです。妻のつわりを目の当たりにし、彼女を助けたい一心でこの道に進みました。当ブログではつわり対策の方法や研究報告、軽減グッズ、他の妊婦さんの情報などをお伝えします。

つわり対策コンサルタントのユアンです


さすがに私も驚きました

そんなスゴイ結果を出した施術法があると聞いて。

しかも、私たち日本人にとってはとても身近なあの施術です。



■「五臓六腑(六臓六腑)」という言葉をご存知ですか?

一度はあなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

3,000年以上の歴史を持つ東洋医学(中医学)では、
病気はこれらの臓腑の乱れにより引き起こされていると考えられています。

具体的には、

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「木」1肝臓:1胆
「水」2腎臓:2膀胱(唾液)
「火」3心臓:3小腸
「土」4脾臓:4胃
「金」5肺:5大腸
(「火」心包:6三焦)

それぞれの臓器とハラワタは密接に関係しており、
また、木~金の五行もお互いに影響し合っているとされています。

(※詳しくは、はり師・きゅう師の国家資格者で、
(社)全日本鍼灸学会の認定証を取得している先生などにお尋ね下さい)



そして、この考えをもとに、つわり症状を持つ女性が
いくつかに分類され、施術されるのです。

西洋医学では説明のつきにくい、つわりの症状や関連性も
この五行思想を聞くと、腑に落ちる部分がかなりありました。


■妊婦の97%に効果が見られた施術

これは、中国のZhao Rongunらによる臨床試験の報告です。

つわり中の妊婦39人を3つのグループに分け、それぞれのグループに
応じたツボに対して、鍼治療を行ないました。


G1:胃・不調型(激しくて絶え間ない吐き気)
 →ST36 足三里、CV12 中脘(ちゅうかん)、+PC6 内関(ないかん)

G2:肝臓・熱型(痩せて、緑の胆汁を吐いて、胆嚢病に進む可能性)
 →LI3 三間(さんかん)、ST36、+GB34 陽陵泉(ようりょうせん)

G3:痰・湿り型(絶え間ない妊娠性のよだれ)
 →ST40 豐隆(ほうりゅう)、ST36、+PC6


鍼治療は、30~40分の施術を
1日2回、6~8時間の間隔をあけて行なわれました。

その結果、
・6症例:治療後2日で効果が見られた
・31症例:3~5日後に効果が見られた
・1症例:5日後に効果が見られた

つまり、39人の妊婦のうち、38人が6日以内につわり症状の軽減を
報告したのです


驚きですよね 


もちろん、お気づきの通り、対象の妊婦さんの数が少ないですし、
どれくらい吐き気が軽減したのか、食事療法や他の対策はしていなかったか
などの詳細な情報がわからないため、一概には言えません。


けれど、鍼灸治療がつわりに効果的であることは、その他の
臨床試験でも報告されています。

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by AdamSelwood


■鍼治療で約40ポイントも吐き気を軽減

イングランドで行なわれた臨床試験です。

妊娠6~10週、中等度から重度の吐き気を持つ妊婦(嘔吐の有無にかかわらず)を、
鍼または偽薬(爪楊枝)グループに分けて行ないました。

・鍼グループ:
初産14人、経産婦14人、平均体重62.8kg
・爪楊枝グループ:初産9人、経産婦18人、平均体重68.8kg(9%重い)


また、女性の症状に応じて3種類のツボグループに分け、
1回15分程度の施術を、1週目に2回、2・3週目に1回行ないました。

同時に女性たちには、休息と食事療法についてのセルフケアについても
アドバイスが与えられました。


G1:胃・脾臓型
吐き気、胸の詰まり、けだるさ、淡白く湿った舌、弱い脈拍
腎臓または不規則な月経を伴う障害のある女性
→ST36 足三里、CV12 中脘、SP4 公孫(こうそん)、PC6 内関

G2:
胃・火型
喉のしこり、胸焼け、口の中の金属味、口臭、止まらない食欲、酸の逆流、
便秘、
食べた直後に吐き気と嘔吐、黄色を帯びてひび割れた赤い舌、早い脈
腫れた歯ぐき(ほとんどが胸焼けに伴う症状)
ST44 内庭(ないてい)、CV12、PC6

G3:
肝臓・熱型
吐き気、苦い味覚、落ち着きのなさ、不眠症、鮮明な夢、喉の渇き、
濃い尿、
先端に赤い発疹があり表面が黄色くなった赤い舌、早い脈
(肝臓の不調は吐き気や嘔吐、腹痛の症状と関係)
→CV12、ST34 梁丘(りょうきゅう)、PC6


最初の2日以内で最も吐き気が減少しました。

鍼グループの数人で、不眠や疲労感、腕の重さ、頭痛などがみられました。
また、すべての女性が不安と落ち込みを感じ、爪楊枝グループの方が
より深刻に感じていました。


結果として、
なんと両方のグループの吐き気が大幅に軽減されたのです


吐き気のスコア
・鍼グループ:85.5→47.4
・爪楊枝グループ:87→48


刺激の深さに関係なく、痛みを脳に伝えるA-デルタ神経繊維を、
皮フと筋肉が刺激した結果である、と研究者は考えています。



もし、あなたが外出できる状況で、はり治療に抵抗が無く、
優れた技術と国家資格を持つ鍼灸院がお近くにある場合は、
つわり対策の選択肢の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか?


ちなみに、東海エリアで私が知っているおすすめの鍼灸院は

東洋医学研究所R(名古屋市千種区)
清洲鍼灸治療院(清須市)
みずほ鍼灸院(名古屋市瑞穂区)


また、はり治療が怖い方は、同様の理論に基づく
指圧バンド(Sea-Band mama! や Psi Bands)などでも
効果を期待できます。






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