当会で保護中のリナですが、
ご存知のように糖尿病により朝晩のインシュリン投与が必要です。
預かり様が犬の糖尿病について、
どうして起こるのか、何に気を付ければいいか、
まとめた記事を書いてくださいましたので是非ご覧ください。
犬の糖尿病について ↓
http://ameblo.jp/some-hime-hota-kome/entry-12102625785.html
要約すると
＊本来細胞の中に入るはずのグルコース(糖）が血液中に残ったままになり、
血液中の糖濃度が高くなる。この状態を高血糖といい、
長期的に続くと体の至る所に障害を引き起こす。
＊基礎代謝が低くなることでも発病のひきがねになるため、
遺伝によるもの以外には太ったシニアの雌には注意が必要である。
＊投与するインスリンの注射量は、多すぎても少なすぎてもだめ。
多すぎると低血糖発作 を起こし、意識を失ったりけいれんを起こしたりする。
逆に少なすぎると、血糖値が十分に下がらない状態で意味がない。
＊注射の最も効果のあるは投与後8～12時間後まで、
ゆえに１日に２回朝晩の投与が効果的である。
といったところか。
「ええ――糖尿病？！たいへーん！」
と思わないでください。
もう大変な時期は過ぎました (笑
大変なのは、この糖尿病がどの程度進行し、
どのくらいのインシュリンが必要か、
どの量でリナが普通の生活ができるのか、
また、本犬がつらくなく、安定できるのかを見極めることです。
そのための検査は時間にして数カ月も、
費用も２５万円ほどかかりました
(お蔭様で皆様からのご支援により賄えました)
が、すでにどの量ならリナが安定できるかがわかりましたので
今後必要なのは朝晩のインシュリン投与と３週間に一度の血液検査。
病院にもよると思いますが、毎月の支払額もインシュリンと検査で８０００円前後。
心臓が悪くてエース阻害剤と強心剤を飲んでる子よりも
ぐっと医療費は抑えられています。
(もちろん、今後心雑音がでる可能性はありますが・・)
療養食も糖尿病はメジャーな病気ですので、
色々なメーカーから「高たんぱく、高繊維、低カロリー」のものが発売されており
選択肢も多く、その中から個性にあったものを選べばいいのです。
というわけで、保護時はいわゆる糖尿病の症状で元気のなかったリナですが
インシュリンの助けがあれば安定した生活が送れるようになり
いまでは落ち着いて暮らしています。
顔だってこんなに生き生きと！！
毎日のお注射が苦にならない、素敵な里親様募集しております！
そのほかの性格など詳細はこちらから
http://ameblo.jp/nnnicola/entry-12074275907.html
今週末12日(土)の譲渡会に参加します！
是非、会いに来てくださいね！
【当日ご注意とお願い】
当日はキャバリアでわらわらになることが予想されます。
里親様もご支援者様もみなさんキャバ飼いですし
あえて、犬の入場禁止にはいたしません。
でも、もしトラブルがあった場合責任が負えませんし、
次回からのお見合いの方以外犬禁にせざるを得なくなります。
わんこを連れていらっしゃる方は必ずはリードをつけ、
おトイレが完璧な子以外はオムツ着用でお願いいたします。
(普段できる子でも会場に匂いが残ってると失敗することがあるため）
また、噛みつきなどを避けるため、
他のワンちゃんが苦手な子は抱っこでの入場をお願いいたします。
また、会場はエレベーターなしの3階で
カートはとっても大変ですので、避けたほうがいいと思います。
(折りたたんで登って頂き、会場内に持ち込むことになります）
また、お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングか
カフェの第２駐車場をお使いください。
どうそ、ご理解、ご協力をお願いいたします。