【クーパー ☆ メディカルメモ】
推定７歳 ♂ ８．８キロ （痩せすぎ）
歯石あり （歯はまだあります）
血液検査 軽度貧血
心雑音 レベル4-5/ 6
フィラリア陽性
睾丸に腫瘍あり （摘出後、、病理検査予定）
耳 軽度マラセチア
検便マイナス 6/11
シャンプー ６/８ 済み
フロントラインプラス 6/9 済み
肛門腺絞り 6/11 済み
初回フィラリア駆除薬 6/13 済み
最初は検査前は心臓さえ持てば、一刻も早く腫瘍を摘出して
万が一、悪性だった場合に少しでも早く転移しないように、と思っていましたが
体格の割に痩せすぎなこと、フィラリア陽性、心雑音もレベル４-５ということで、
まずは、もう少し太らせて、心臓が安定するのを待ってから
去勢＋腫瘍除去のため、睾丸摘出の手術を、という流れになりました。
血液検査は腫瘍のこともあるので、通常保護っこがするものより
より詳細の項目まで調べていただきましたが
軽度貧血 と胆嚢の数値がすこし気になる程度、
これは痩せすぎな保護犬によくあることでもあるし、フィラリアが関係してることもあり
胆嚢の数値は、おそらく胆泥。 ウルソを飲ませればそのうち治るでしょう。
なので血液検査自体はおおよそクリア。
心臓に関しては、素人の私が触っても雑音があるのはわかるほどでしたので
覚悟していましたが、レントゲン＆エコーの結果、
気管圧迫まではしていないものの （だからお咳などはまだないのですね）
左心房の肥大と弁膜症あり。
というわけで、ACE阻害剤と強心剤を開始します。
今まで先代ちゃんが飲んでいたものです、よかったら、と
ご支援でいただいていたACE阻害剤やベトメディンから
使わせていただきます。 １か月くらいは持つくらいあります。
先生にいろいろ種類のあるACE阻害剤も、
フォルテコールならこの用量、エンカナードならこの量と
細かく教えていただきました。
ご理解いただけて大変ありがたいです。
この時代にフィラリア予防もしてもらってなかったのだから
心臓の薬だって初めて飲むことになると思われ
おそらく劇的に効くでしょう、そこで心臓の状態が安定すれば
腫瘍摘出の手術も麻酔の量を気をつけながらできる可能性があります。
そして、心臓の療養食も始めていいレベルではあるものの
クーパー先生、偏食もあり、ドライフードを全く食べず （柔らかいもののみ）
いま、いろいろ試して、やっとドライフードを体重に適した分食べるようになってきたので
まずは体重を増やすことが優先なので、療養食開始は体が安定した後でいいとのこと、
心サポは、食いつきも悪いし，お腹もゆるくなる子が多いので、ちょっと安心しました。
そして、フィラリア・・・・・
エコーで調べたところ，肺動脈に少なくとも３匹～６匹はいるね、と・・・・
ただ、右心房にいるわけではないので親虫が死んでも詰まりにくくはある。と
（肺動脈から体中の外に向かって血が流されるので,
心臓に入り込むには逆流になるから、ですって）
で、私としては、クーパーはまだ若いし、すごくいい子だし、
できるだけ積極的なフィラリア治療をして早く陰転させてあげたいので
（そしてその治療を続行してくださる方にご縁をつなぎたいと思っています）
シェリ―でも実績のあるボルバキア法をお願いできませんか？
（http://ameblo.jp/audezileo/entry-11802950158.html その後陰転しました）
とお伝えしたところ、
もう一歩、踏み込んだのがありますよ、と
ボルバキア法＋親虫の駆除もする方法を教わりました。
ただ、親虫を殺す薬を使うときは、運動制限を徹底的にする必要があるので
そこまでするのか、それともビブラマイシンの投与だけにするのかを
判断する必要があります。
フィラリアも弱陽性で、ここまでする必要はない、通年のイベルメクチンの投与だけでいい場合もあります。
が、フィラリアが体内にいるだけでどんどん臓器は蝕まれていくので
早く陰性になるに越したことはないのです。
さっそく、心臓の安定と、フィラリア陰転に向けてのケアに入りました。
クーパー先生、ご本人様は非常に元気でお散歩大好きで
すぐ散歩に出たがりますが、心臓＋フィラリアのため、お散歩は最低限に。
でも、これも本人のためだからね。
早く悪いものとって、素敵なご家族を見つけようね！
大丈夫、クーパー、超可愛い、性格もいい子だから。
マミーも一緒に頑張ります！