●雨の富郷ダム
こちら
の続きデス
そんなこんなで台風の日、私はダムを見に行ったのです。
しかし、台風だからという程でもなく、雨も小雨が降り続くというかんじだし、
風も、傘が裏返る程、というんでもなく
思ったよりも安全なかんじでした。
ダム湖も水でアップアップというわけでもなく、
雨の日ならではの薄暗さと、山に立ち込める霧が幻想的な雰囲気でした。
ダム湖にかかる大きな橋です。
見下ろすと高いのでドキドキです。
強風に煽られて落っこちそう～～
その橋のところから富郷ダムが見えます。
ダムの向こうをモクモクと上がるガス。
山の中の風景ですね。
富郷ダムの周辺は、道もきれいに整備されていてかなり走りやすいです。
わりと最近作られたダム（２０００年竣工）ですので、近代的な雰囲気です。
ここは、県道６号線「高知伊予三島線」の四国中央市富郷町 津根山瀬井野
だそうです。
まずは以前来たときには入れなかった「とみさとダムワールド」という資料館へ行ってみることに。
中はそんなに広くないけど、科学博物館みたいな宇宙的な室内です。
広さは、写真に写っているスペースが全てですが、入館は無料です。
一番興味深かったのは、一番奥にあったこちらのモニター。
富郷ダムが作られた一連の流れがけっこう詳しく紹介されていました。
座り込んで全て見ました。
特にダム本体を作る工事の動画は、なかなか貴重で興味深かったです。
資料館でダムカードと水資源機構の冊子をもらってきました。
小さな資料館ですが３０分以上ゆっくりと見学してから
さて、勉強したそのダムを見に行こう。
提高１０６メートル。
重力式コンクリートダム。
吉野川水系銅山川。
総貯水容量は５２００万リッポウメートル。
雨のシトシト降る天端。
近代的なダムです。
きれいな～
おんなじ顔した部屋がズラリと並んでいるのですが、
これらはゲートの操作室なんですね。
それぞれの入り口に「なになに」って書いてありました。
そう、この扉の一つがどこか開くらしいのです。
どれが開くのか、試しに一つづつノブを回してみるのです。
雨の中、ひとつひとつのドアをひっぱる私・・・なんかかなり怪しい。
しかし、どれも開かない。
でも、一番奥まで行ったら、ドアをひっぱらなくてもすでに開いている扉がありました。(*ﾟｰﾟ)ゞ
いかにも「ウェルカム」なオーラを放ちながら。
うわぁ。
入っちゃってもいいワケなのね？(・∀・*)
エレベーター入り口ですって。
ダムの中に入れるらすぃい。
エレベーターのある部屋の中から振り返った。
ここは、「１階」でもあり「頂上」でもあるのです。
ダムの中は「B１」と「B２」があり、B1はさっきのゲートの操作室に入る階になるので一般人は入れません。
エレベーターを降りるとダムのお腹の中にたどり着きました。
ダムの中、めちゃめちゃ広いです！w(゜o゜*)w
スペースはただの廊下だけですが、正面に見えているこの長い廊下は、ダムの厚みそのものです。
廊下の壁には、富郷ダムの放流写真などが飾られていました。
スマートなクレスト放流ですこと～
美しいです～(´▽｀*)
ですが私、ガクガク震えています。
なぜなら、監査ロウの中は冷蔵庫のように寒いからなのです！
雨に濡れたうえに冷たいコンクリの部屋にやってきたもんだから、それはもう！
風邪ひきそうや～～
ひやい～～～
廊下はここで終わり、外の世界へ出ます。
公園風に整備されていてきれいなかんじ。
出てすぐに、上を見上げてみると・・・！
ギャー
ダムの真下に出たー
まっさかさまの真下だじょー
(゜ロ゜)
迫力ー！
やっぱりあれよ～～
ダムって雨に塗れてコンクリがしっとりしている感じが、とっても素敵ー！(人´∀｀)
「雨が似合う」っていうのは、まさにダムのことよ。
副ダムに溜まった真っ暗なお水。
この中も深そうやな～
副ダムの上を渡る「ふれあいばし」
水面に雨がシトシトと降っています。
その無数の波紋で広い水面はテレビの砂嵐のような不思議な表情をしています。
富郷ダム！
ヽ(･∀･)ﾉ
そ～んなわけで、帰りは高速に乗って帰ってきましたよ。
石鎚SAで休憩です。
私のはETCがついてないので普段からめったに高速にのることはないんです。
たまに高速使うと、SAが楽しい。
ほんの短い区間しか走らないのに、どっか遠くからはるばるやってきた旅行者の気分に浸れます。
気になったこのこたち。
伯方の塩純生大福ちゃん、このこめちゃおいしかったデス
中にほんのり塩味の生クリームかな？が入っていました。
西条とうふは、カステラでした。
そんなこんなで、
長くなりましたがここまで読んで下さってありがとうございました
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