●面河ダム☆堤体内部へ潜入!!
こちら
の続きです。
面河ダムに行ってみると、偶然係りの人に会い
下からダムの堤体まで触らせていただき、その上その堤体の内部を案内して下さることになったわけです。
なんと係りの人ってばめちゃめちゃ親切で、
私がダムの中を通って上の管理所まで行くのに、車を置いていく事になってしまう為に
私の車を一人の人が運転して、グルっと周って管理所まで運んでくださる事になったのです。
めちゃめちゃいい人~~
こちらの階段、ダムの両脇の部分です。
よく上から見下ろすことはあるのですが
下から見上げることはなかなか無いですね。
そのフェンスの扉が開いて、この階段を上ります。
このときの私の胸はもうドッキンドッキン大興奮です。
今までどれほど、この階段を歩きたいと思ったことでしょうか。
そしていよいよ、あの禁断の扉が開かれようとしています。
堤体内部への潜入に成功!
ここがダムの中だーー!!
その興奮のあまりにカメラぶれまくりーーー!!
きっとこのいびつな写真こそが、その時の私の心情を一番良く表現していると言っていいでしょう。
内部は細長い通路がまっすぐ続き、そしてところどころに上部へ上がる階段があります。
この空洞の部分は、
ダムの堤体を作ったあとに、設備を整える為に掘って作るのです。
そして、この時点ではまだ堤体の下のほうに居ますので、
コンクリートの一番厚い部分となっているため、
かなりの奥行きがあった事に驚きました。
ダムの下の部分は、普段は水の中にもぐっていて全くどうなっているのかわかりませんが、
中に入ってみるとかなり分厚い事がよくわかりました。
今はもう使われていない古い機会が、壁に備わっていました。
やはり水の中だけあって湿度が高いらしく、こうして錆びてしまったんだそうです。
↑ここは曲がり角です。
あとから修繕の為に内部に大きな機械が入ったそうで
その時に、機械が通れるように角を削ったんだそうです。
こうして見てみると、ダム堤体のコンクリートの素材がよく見えますね。
中にゴロゴロ入っている石、これがダムを作る材料として
山から切り崩して持ってきた「骨材(こつざい)」なのですね。
内部はたまに水漏れすることもあるんだそうです。
やはり老朽化に伴いコンクリートの継ぎ目から水が染み出てくるそうです。
そんな時には修復しながらダムを維持しているんだそうです。
このように、内部にはたくさんの明かりが設置してありけっこう明るいです。
この右側の青い機械は。。。
また興奮してブレていますが・・・
非常用洪水吐きの操作をする機械です。
ここで、ゲートの開け閉めを行うのです。
手動で操作することも出来るそうです。
この階段に沿って設置されている金属のレールの上には、何本もの太い電気の線を乗せていました。
この階段、かなり長かったですね。
一気に高さ4、50メートルくらいを上がったかもしれません。
階段を上り始めてしばらくすると、私もおじさんもしんどくなってきて
会話が無くなりました。。。
階段を上りきり、管理所の下に出てきました。
あそこがさっきまで居た発電所です。
この、コンクリートの堤体の中を通ってここまで来たのです。
堤体を真横から見てみます。
なんだかとっても近く感じられます。
そして、管理所の入り口まで来ました。
下流方面を見てみると、やはりここはとても山深い場所です。
面河ダムのある場所は標高が高く、て愛媛で一番高いところにあるダムなんだそうです。
こちらが面河ダムの天端(てんば)です。
左側に大きな建物がありますが、あれは取水塔(しゅすいとう)です。
係りのおじさんの案内で、特別に入らせて頂きました。
ダムの水が溜まっている部分にこの取水塔が設けられていて
水を使う各所へ繋がる水の道を、必要に応じて開けたり閉めたりするゲートがあります。
さすがに刺激的~~
さっきは逆にここを見上げていたのですよ。
超素敵体験!
帰り際には、面河ダムの資料を下さり
しかも「また来てね~」なんて言ってくださいました。
面河ダムってばめちゃめちゃいいダム!
この日はほんとに、とっても良いお勉強をさせて頂いて、感謝感激デス!
係りの方々、お忙しい中ほんとうにどうもありがとうございました。
ところでみなさん、先日2夜連続でやっていたドラマ「黒部の太陽」は見ましたか?
私は泣きながら見ました。
日本一のダム「黒部ダム」建設を舞台にしたドラマです。
ダムを作るために、ふか~いたか~い山に、トンネルを開ける大大大工事のお話でした。
ダムを作る為には、ほんとに多くの方の多くの熱意と技術がつぎ込まれている事
改めて思い知らされました。
ほんとうにどうもありがとうございました。だいすきです。
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