なぜ、ラポール(信頼関係を築く)が大切であるのか?
こんにちは。人間関係の専門コーチ@長岡高生です。
今回は、ラポールの形成(信頼関係を築く)について紹介します。
先ず、クイズです。
「324万7606」
「1419」
この数字は、どんな意味がある数字でしょうか?
以前、ラポール形成のスキルとして、
バックトラキング(伝え返し)
ミラーリング
ペーシング(ペース合わせ)
の3つのスキルをご紹介しました。
しかし、残念なことに「知っている」ことと、実際に「使える」こととは違います。知ってはいても、使えてない人が多いのは、とっても残念なことですね。
とっても大切なラポール(信頼関係を築く)を「使えるまでトレーニング」するなら、マン・ツー・マンで行うコーチングが最適なんです。興味があるかたは、こちらの音声セミナー(30分)を聴いてみてくださいね。
ところで、先程のクイズの「答え」お解かりになりましたか?
そう、
「324万7606」は、平成16年の犯罪発生件数
「1419」は、同じく平成16年の殺人事件の発生件数です。
この数字を、あなたは、
多く感じますか?
或いは、思っていた程、多くないと感じますか?
そうですね。
私達人間にとって、人間という存在は、ある意味、とっても「危険な存在」なのです。
人は、人を恐れます。
そして、それは根拠もあるし、現実的なものでもあります。
しかし、私達人間は、一人では生きていけません。
「一人で生きている」つもりになることは、できます。
しかし、それは幻想です。
だれも居ない「無人島」で、原始生活をする以外には、
ほんとうの意味で、一人で生きていくことはできません。
水ひとつ、パンひとつ、全く一人では手に入らないでしょう。
また、一人では、寂しくて、孤独に耐えられなくなってしまうでしょう。
人は、大勢の人の中にいるから、「孤独」を愛するようにもなるのです。
人間にとって、「孤独」は、相対的なものです。
そして、人と人との関わり、社会性こそ、本質的なものだと考えます。
そうです。
人は、社会的な存在として、人を求め、人の温かい視線、笑顔や声、肌の温もり、
そして、愛や友情、信頼感、安心感を必要としています。
しかし一方で、人は人を危険な存在と感じ、恐れてもいるのです。
ここに、人の悩み、苦しみの多くがあります。
人の悩み、問題の95%は、人間関係の問題である、という人も居ます。
それほど、大きな部分を占めています。
この人間関係の悩み、苦しみ、問題を解決する効果的なスキルのひとつが、ラポールを形成するスキルです。
人間関係は、その言葉の通り、「関係性」です。
一方が、信頼関係を築く「言動」をすれば、相手もそれに反応します。
まず、あなたの身近な人から、簡単な一歩から、