こんにちは。
お使い頂く心を大事にしている建築士のヒロボーです。
木枯らしが強く吹きつける日のことでした。風に吹かれてたくさんの葉を散らしている木々の様子をご覧になった金剛さまは「樹木はみんな土にお返しをしているよな」とおっしゃったと思い出にあります。“土にお返し”とは、何とも深いお言葉です。
樹木は一年をとおして太陽や大地の恵みを受けて成長し、木枯らしが吹く頃にたくさんの葉っぱを惜し気なく散らせます。やがて、その葉が大地を肥やす養分となるのですから、まさしく樹木は土にお返しをしているのです。同時に自身を養っています。
このような樹木の姿に、私たちのゆくべき真行の姿を学ばせていただけます。真行の道は、この身に受けているお蔭さまに感謝し、世のため人のためにお役に立っていこうとする感謝報恩の生き方にあります。この感謝報恩の生き方こそ、人間の心がけるべき正しい在り方であり、この道に生きる結果として幸せは恵まれるものであると金剛さまは示されています。
はたして、私たち自身は樹木の姿に比べてどうでしょう。樹木のように惜し気なくお返しのできる自分でしょうか。ここでお互いさま、平素の自分を素直に反省し、幸せに恵まれる道を踏んでいるかどうかわが身をよく見つめてみたいものです。
金剛さまは今月のみさとしの前文に、「(金や)(健康を)満たさんが為に、信仰を捧げるというのは(邪道の教えである)」と、自分の幸せだけを求めて国家社会に対する報恩を忘れる信仰の在り方を厳しく戒められ、大自然の法則に則った真行の道を歩むことを、私たちに促されています。
私たちは誰もが、国のお蔭、社会のお蔭、人さまのお蔭、そして大自然のお蔭を受けて活かされています。
お互いさま、新年の始まりにあたり感謝報恩の精神を改めて心に刻み、国家社会に、世のため人のために喜んでお返しをさせていただき、幸せに恵まれる一年を過ごしてまいりましょう。
【解脱一月号 ご聖訓第1巻補51頁】
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