過去何度も書きましたが、重心を踵(かかと)側、内側の踝(くるぶし)と脛骨の真下に持っていくこと、脚を前に出さずに、踵を後ろに蹴る意識で歩くことにより筋肉が細くなり脚が細くなっていく。脚を細くする方法かつ、O脚が治る方法。
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画像 究極の身体より

という仕組みにおいては間違いはなく、こと筋肉が細くなるという変化は誰にでも確実に起こります。

しかしあくまでも自分の経験上ですが、脂肪の燃焼は別です。

高岡理論においてはあくまでも筋肉主体の理論であり、燃焼を促進させたりする理論ではないのです。必要のない筋肉が減っていき、必要な筋肉(インナーマッスル)のみが残り鍛えられる仕組みにはなります。しかしそれはあくまでも一般的な身体(語弊はあります)においての話であり、

通常の脂肪細胞であればある程度の効果は期待できても、糖化しまくりのセルライト(医学用語ではありません。糖化により燃焼しずらい中性脂肪)たっぷりの厚みのある毛細血管が潰れてしまったり委縮しまくっている脂肪細胞においては、その効果は微々たるものです。超長期的には効果はあっても、即効性はありません。

おそらく高岡氏は激太りしたことがないのではなかろうか?(/ω\)
※著書では即効性があるとも、ダイエット効果ともおっしゃってはいませんが(/ω\)

自分自身は(25キロ落とした経験上)、最初の3日間ほどで3~5cmほど、太ももは減少したように思います。
その後も順調に減ってはいきましたが、厚みのある脂肪細胞群については、さほど効果は出ていませんでした。

とはいえ、自分の場合はひたすらの入浴と、マッサージを近々で始めたので燃焼は促進されました。今では当初の太もも周りより、10cm以上細くなっています。


脂肪を太もも、ふくらはぎの脂肪(セルライト:糖化細胞)を燃焼させるには、血行の改善、すなわち酸素供給が不可欠です。

なぜ血行が改善されないか?というと、毛細血管が糖化などにより潰れたり委縮してしまっているために、血液が殆ど流れていません(血流が悪い)。そのため脂肪と酸素が結び付く量が圧倒的に少なく、冷え症などの原因となります。脂肪燃焼とは、脂肪と酸素が結び付くことにより、二酸化炭素と水とカロリー(熱量)に分解される化学変化のことだからです。

その脂肪がセルライトかどうかを見極める、もしくは血行が良いか悪いかを見極めるには、
摘まんでみるとわかります。

つまんだ際に痛みがあるかどうかです。

痛みとは、潰れた毛細血管へ血液が指の圧力により強引に押し流される際に起こる痛みであり、
風船が膨らむようなイメージです。(痒みも同様の原理)

一度痛みを感じたならば、再び糖化や血管収縮が起こるまで脂肪は燃焼し続けます。
痛みを堪えて、ひたすら揉み続けることが、脚の脂肪を燃やす最も効率的な近道です。

揉んで痛みがあれば当然青たんが出来ます。セルライトを燃やすには相当量の血液(酸素)が必要になるからです。身体(脳)は必要のないものは燃やそうとしますので、それ相応に反応します。

よって血液が集中しますので、青色が浮いてきます。目の下のクマのようなものです。(http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11260024400.html)
やがて治りかけが近づくに当たり、メイラード反応という着色反応が起こりますので、黄色になります。砂糖を火にかけると茶色くなるあの反応が、体内で起こります。日焼けの仕組みと同じです。
これらは細くなるための好転反応だと思って喜んで構いません。
細胞は三か月ほどでほぼ入れ変わります。次に出来上がってくる細胞を糖化させないように気を付けましょう。
でなければまた同じ痛みに耐えなければなりません。

しかし炭素生物である我々は、日々至るところが糖化していきます。
食事に限らずストレスによっても血糖値が上昇し、アミノ酸と反応して糖化が起こっているからです。

日々のマメなマッサージこそが、若さ、美脚の秘訣といっても過言はないでしょう。

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なのでウナだけでは細くならない人は、ひたすら、ただひたすらに痛みを快楽に変えて揉みましょう。痛みの後に出てくる熱は、燃焼によりカロリーが生まれた証拠です。
熱さがある限り脂肪が燃え続けているということです。

血管の改善、血行の改善、血液成分の改善・・・

炭水化物を控え、オレイン酸を摂取し、暖めて、副交感神経を優位にし、脱力と骨を意識しつつ、ひたすらに揉む。

遅い方でも三日もやりつづければ間違いなく効果は出ます。


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【脛骨が捻じれている(膝下O脚)】H25.4.16追記

膝下O脚、O脚(大腿骨の捻じれもある)の場合、重心を捉えても効果は薄くしか現れません。

O脚改善が先。と言えます。

O脚改善については別記事もありますが簡単にまとめますと、

ほとんど(9割以上)O脚とは骨が曲がっているのでなく、脛骨が捻じれているという状態。
また同時に大腿骨が反対側に捻じれている状態のことです。


捻じれることは普通なのですが、捻じれたまま固まってしまっているのが問題なのです。
なので捻じれを解消してやれば、必然的に治ります。(根気は要りますが、自分は自力で治りました。)

≪捻じれ(O脚)改善の最大のポイントは2つ≫
・座禅を組むときの脛骨の捻じれがベストポジション
・骨盤の可動域を限界まで上げる


おススメの骨盤体操はこの2つ。




体操の際、ポイント(注視すべき)は、大転子を内側に押しこむよう意識すること。
広がった骨盤を狭めるということです。

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骨盤が柔らかくなることにより、よりウナ重心を捉えやすくなります。
腰がゆらゆらと揺れるくらい柔らかくしましょう。