しゃくれた顎は生まれつきだからしょうがない。

と思うかもしれませんが、顎の骨のレントゲンを取ればわかるよう、
ほとんどの場合 顎の骨の長さ、形自体は他者と変わりません

原因は顎の使い方にあります。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


骨の形状が尖っているわけではなく、突き出すような形で顎関節が固まってしまっているのが原因です。
※ちょうど耳たぶの下あたりが顎関節です。
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


固めているのは筋肉であり、自律神経であり、ホメオスタシス機能(恒常性維持機能)です。

顎自体に付いた肉については、揉めば柔らかくなり、分解されリンパ線を通って小さくなります。


画像のように、この飛び出た顎の骨を正しい位置に収めることが出来れば、必然的に出た顎は引っ込みます。

意識的に筋肉を緩め、肉を揉み柔らかくする。

それだけのことを毎日することにより、早ければ数日、遅くとも3か月もあれば顎は小さくなります。


逆に緩めて治さなければ、咀嚼の度に顎関節が擦れるため、炎症を起こし顎関節症になる可能性が高くなります。
仮に矯正や整形手術で治したとしても、使い方を変えなければまた元に戻る可能性は高いと思われます。それだけホメオスタシスという機能は強烈に働きます。言うなれば 元の設計図通りに戻そうとする力 です。

また、緩めた末に好きな位置で固めることが出来れば、小顔にすることも可能です。


歯を食いしばるような状況の繰り返し、日々の過剰なストレス等も、顎を固めてしまう原因と考えられます。その他、虫歯の放置や、片側で噛む癖、肩ひじを当てて顔を支える癖なども原因かもしれません。

手を当てて暖め、顎の関節を緩めるよう意識しましょう。

無意識を意識的に書き換えることにより、ホメオスタシス(設計図:基準値)は書き換わり、顎関節に限らず骨の位置は簡単に変わります。


※H24.9.3追記
またすでに顎関節症の方であれば、首の位置が正常よりも前に出てしまっているのも原因のひとつかもしれません。

過去記事※顎関節症を治す http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11166764874.html

顎関節症の原因は
・咬筋・側頭筋の発達による内側への圧迫
・首が前に出ている(首の位置のズレ)、頸椎2番の硬直
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


咬筋を緩めて、背骨の位置を矯正すれば(自力可)顎が落ちているのは解消されます。
もしくは首の角度による視覚的しゃくれの可能性もあります。実際はさほどしゃくれていなくても、首の角度が悪いためにしゃくれているように見えてしまう場合。

この首の位置が前ある場合、肩凝りもひどくなります。
同様に首の位置を正常な位置に持っていけば、肩凝りも解消されます。
※肩凝りを無くす方法 http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11172369423.html



「ゆる呼吸法」革命―全身の細胞が甦る! テレビ、雑誌で大人気!「ゆる体操」の兄弟、姉妹メソッド

※追記(H24.8.22)

呼吸による緩める方法がとてもわかりやすく書かれています。
緩めるとは、リラックスすることであり、自律神経のコントロールに他なりません。
ストレスを溜めやすい人ほど、顎関節に限らず至る関節が固まりやすいのです。

落ち着くために深呼吸をするように、交感神経(ストレス)から副交感神経(リラックス)が優位な状態へ、自分の力で出来るようになりましょう。

また、砂糖、炭水化物などの過剰摂取も関節を固めてしまう原因のひとつとなります。
高血糖状態においては、血中の余剰になった糖質と、関節のヒアルロン酸が結合してしまう糖化という現象が起こります。糖化した細胞はとても硬く、燃焼、分解しずらい細胞と化します。

糖化の解消、分解には血液(酸素)が必要不可欠であり、血行不良もまた糖化を生む原因でもあります。

しゃくれを治す方法として、簡単におススメできるのは、上記の呼吸法であり、
もうひとつは、歯磨き(歯肉マッサージ)及びリンパマッサージです。

緩めることと血行を良くすることまずはそこから始めましょう。

※過去記事 歯肉マッサージのすすめ http://ameblo.jp/nippys-fancy/theme-10054883146.html

※過去記事 緩める方法 http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11321781474.html
=====================================
【※テーマ ストレートネック改善
http://ameblo.jp/nippys-fancy/themeentrylist-10074045777.html】

=====================================

【股関節が歪んでいる】H25.4.16追記

おそらくこれが最も多い原因とも考えられます。
骨盤が歪むことにより、背骨が歪み、背骨が歪むことにより頸椎の圧迫、前傾姿勢などを生み、それにより必然的に上記の画像のように顎が前に出たまま硬直してしまっているケース。

顎(しゃくれ)についてなのに何で骨盤???と疑問に思うかもしれませんが、骨盤と背骨、頭部はとても密接な関係にあります。

背骨で繋がっているから。と言ってしまえばそれまでですが、背骨は一本ではなく、26個の骨が連なって出来ています。一つ歪めば全てが歪む。なぜすべてが歪むか?と言えば、身体のバランスを取るためです。

二足歩行生物であるヒトは、とても高度なバランス維持機能を持っています。そのシステムが自動的に働くため、例えば骨盤が前傾に歪んで固まってしまった場合、後頭部を後ろにすることにより重心を取ろうとするために顎が前に出てしまいます。

説明すればかなり複雑なバランス計算式になるので割愛しますが、
骨盤の歪みを解消すれば、かなりの確率でしゃくれは治ります(最低でも軽減にはなります)。

また同時に頭部の血行促進、頭蓋骨の矯正(頭蓋骨も複数の骨の集まり)、小顔効果なども生みます。

仙骨を立てる、骨盤を立てること。ただ立てたまま固まってはまた違う症状を生んでしまうので、股関節を柔らかくすること。

これが最も効果があるしゃくれを治す方法だと思います。
もちろん追記前に書いたものも原因として大いにありますし、骨盤を治した後であっても脂肪燃焼や脱力などで微調整していく際には必須となります。

モデルが小顔なのは、姿勢が良いから小顔を保てる。という理論も成り立ちます。



ただ骨盤が柔らかいのにしゃくれている。というケースもあります。
個人個人原因は様々で、上記の組み合わせによる複合パターン、単独パターンもあります。

色々お試しください☆
おススメの骨盤体操はこの2つ。



特に一日○○分とは決まっていません。やればやるだけ効果は早まります。
好きなときに好きなだけやってみてください☆