※BL妄想日記です
苦手な方はお気をつけください。
「ありがとうございまーす!」
「ざいまぁーす!」
楽屋に入った途端、横に並んで正座をしてる翔さんと大野さんに元気良く言われて、がっくりと肩を落とす二宮さん
「…なにがですか?」
「お誕生日~?」
「びぃ~?」
「…おめでとうございます」
「ありがとうございまーす!」
「ざいまぁーす!」
「翔さんはいいとしても…あなたは?なにやってんですか」
「オイラの誕生日にしてもらえなかったから、やっぱり翔くんの誕生日かな?って」
「意味が分かりません」
「だって翔くんの誕生日はニノからキスのプレゼントでしょ?」
「しません」
「えー?!」
「俺にはしてくれるよな?もちろんキス以上のことも」
「しませんっ」
「とか言ってぇ、なぁ?智くん」
「ねぇ?翔く~ん」
「なんでそこ結託してんですか!」
「お高いプレゼントだからね、一人で受け取るのは申し訳ないかなって」
「ね~?」
「ね~?じゃねー!」
「見て智くん、あれはわざとぷりぷりして付加価値高めてんだぜ」
「そっかぁ~フカカチ高めてんのかぁ」
「…あなた、意味分かってませんよね?」
「分かってるよなぁ?智くん」
「もちろん分かってるよぉ~」
「言ってみろ!当たってたらキスでもなんでもしてやるよ!」
「これキタッ」
「キスキタッ」
こしょこしょこしょ…
「えー…付加価値とはぁ…
生産過程で新たに付け加えられた価値のことでぇ、売上高から原材料費や減価償却費を差し引いたものでぇ、商品やサービスにおいて他の同種のものにはない価値…?のことです!」
「カンニング発覚、はい!終了~」
「なんでだよ~、智くんしっかり答えてたじゃ~ん」
「目の前で堂々とこしょこしょしといてなに言ってんですか!」
「ほら智くん、前振りのぷりぷりだっ」
「ほんとだっ ぷりぷりだっ 期待が高まるねぇ?」
「そんなもん高めるなっ!」
「さて、そろそろ」
「そろそろ~」
「そろそろ…何?」
「いただきましょうかね」
「いただきましょー」
「断る!!」
「はいはい」
「はいはい」
「ちょ…二人がかりって反則…」
「念願のプレゼント…貰うぜっ」
「大丈夫だよ、ニノ、痛くしないからね」
「やっ…やだ…俺の唇が…弄ばれてしまう…
誰か…助けて…」
スババーーン!
シュタッ
「?!」
ズデデーーン!
シュタタッ
「?!?!」
「ニノ!」
「もう大丈夫だからね!」
天井から松本さんが、床下から相葉さんが
華麗に登場した
「いいとこなんだから邪魔すんなよ~」
「そうだよぉ、いいとこなんだよぉ?」
「ニノ、二人のいいようにはさせないから安心しろ」
「潤くん…」
「そうだよ!俺達が来たからもう大丈夫だからねっ!」
「相葉さん…」
「上からこっそり覗いてたら…なんだよ、これは」
「下で聞いてたけど、駄目でしょ、これは」
「そうだそうだっ!俺のキスはそんなに安くないんだぞっ!」
「ニノの言う通り、ニノのキスはみんなのものだ」
「俺達みんなのものなんだっ」
「…はい?」
「ニノ、俺もキス貰うから、安心しろ」
「ニノっ、俺も貰うから!安心してねっ」
「……ふ…」
「ふ?」
「ふっ?」
「ふぅ?」
「ぷ~?」
「…ふざけんじゃねぇえー!!誰にもやらねぇー!やってたまるかっ!!
俺のキスはなぁ…そんな安くねぇーんだよぉっ!!」
「分かってるよ?」
「だからこうして正座で待ってたんだし?」
「大丈夫、独り占めなんてさせねーから」
「準備万端だよっ」
さて、翔さんのお誕生日はこのあとどうなったのでしょうか
…あ♡
…や♡
…だめ♡
…ん♡
あ!そこのあなた!
シーー!声を落としてくださいっ
…こちらの楽屋、立ち入り禁止みたいですよ?
えぇ、もちろん
さぁさぁ、こちらへ
さて、一緒にこっそり覗きましょうか♡
終わり
翔さん、お誕生日おめでとうございますっ(≧▽≦)
これからも嵐さんと、二宮さんを、よろしくお願いいたします♪