こんにちは。
深圳駐在約1年、新米2児ママのNinaです。
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これまでの経緯はこちら
さて今日はこれまでの経緯で触れているように、私は1回目の駐在生活を「配偶者同行休業制度」を使って会社を休業して帯同生活をしていました。要は会社に席を残した状態。
ブログでは便宜上、
「配偶者同行休業制度」を「帯同休業」
と書いています。
育児休業から帯同休業に切り替えたので実質、ブランクは帯同開始時点で1年半程ありました。
この同行休業制度は旦那さんの海外転勤辞令が出る前年に旦那さんが会社と掛け合い、組合を通じて制度化されたものでした。
その導入経緯について書きたいと思います。
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旦那さんは海外志向派。
もともと海外で働きたいと考えていて、大学時代にもワーホリで海外留学経験あり。
一方私は子供を産んでも仕事を続けたい派。
働けるうちは働きたい。
そんな私達が将来的にぶつかる壁は目に見えていました。
「旦那君が海外転勤になったら、私仕事辞めなきゃいけないのかな?」
私たちは「人生のやりたいことリスト」を書くたびにそんな話をしていました。
そして第一子のニー子の妊娠が分かったタイミングで旦那さんが組合の執行委員に選出されました。
この時は正直「なんでこれから大変になるって時に仕事増やすかなー」って思ってました
頼まれたら断れない性格だからw
でも、旦那さんはどうせ執行委員になったんだから何か1つでも実績を残そう!と、
委員になって2年目にある行動に出ました。
「配偶者同行休業制度」を
会社に導入しよう!!
これが制度化されれば、Ninaが仕事を辞めなくても済むはずだ と。
同じ会社に勤めていましたw
きっかけは、別会社との組合委員の交流会(いわば勉強会)でこの制度を知ったことからだったそうです。
ネットで調べると沢山の情報が出ていました。
2014年 国家公務員の配偶者同行休業に関する法律が制定
これにより、国家公務員の海外赴任時に配偶者が休業して同行できるようになりました。
これに続き、女性のキャリア推進を後押しするように日本の大手企業も続々と制度を導入。
公務員は休業期間は「3年」と定められていますが、企業によっては「5年」や「無期限」のところもあるようでした。
以下に、同行制度導入までにしたことをまとめます。
1.配偶者同行休業制度を導入している同業種の企業の人から話を聞く
ネットで導入企業を検索してもOK
→制度自体の情報収集。導入経緯やメリット・デメリットなど。
→自社へ提案する際に同業他社は導入していることをアピールできる
2.自社の過去の退職理由を調査する
・今まで辞職した男女比率
・女性の辞職理由が配偶者の海外転勤の場合の比率
→この制度を導入していた場合どれだけの人が辞職せずに済んだか
3.帯同休業後、復職した場合のメリット・デメリットをまとめる
(メリット)
・異文化に対するコミュニケーション能力の向上
・語学力の向上 等
(デメリット)
・休職期間が長すぎると復職時にビジネス感覚が薄れる
《対策》休職期間を最長3年に設定する 等、デメリットには対応策を提示
この制度を導入することで、会社がメリットを感じるかどうかが大切です。
ちょっと分かりにくいかもですが、このような流れで私たちの会社には制度が導入され運用開始しました。
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