191本目「霊幻道士」(1985年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ジェネオン エンタテインメント
霊幻道士

霊幻ポスター 疆屍先生

MR.VAMPIRE

MR.STIFF CORPSE

製作年度:1985年

上映時間:97分

製作国・地域:香港

監督:リッキー・リュウ

製作:レナード・ホー、レイモンド・チョウ

製作総指揮:サモ・ハン・キンポー

原案:エリック・ツァン、バリー・ウォン(←カニバサミのひと)

脚本:シートゥ・チャホン、バリー・ウォン(←カニバサミのひと)

撮影:ピーター・ゴク

出演もしくは声の出演:ラム・チェンイン、ムーン・リー、リッキー・ホイ、ビリー・ロウ、チン・シュウホウ、ポーリン・ウォン


悪霊に乗り移られた死体、キョンシーをめぐって展開するホラー・コメディ。ある富豪から頼まれ、その一族の墓を暴いた道士が、誤って死体をキョンシーにしてしまう。道士は弟子とともに、キョンシーの封じ込めに悪戦苦闘するが……。この後、延々と作られるシリーズ&亜流品の中にあって、やはりオリジナルの力か、燦然と輝くのがこの第1作。コメディとホラーの要素だけでなく、女幽霊の幽玄とした美しさなど雰囲気醸造にも長けている。(allcinema onlineより)


ボゥ! 昔、テレビで、キョンシーのドラマ、30分番組でやってましたよねぇ。テンテンのやつ。大好きでした。

あのテレビは、台湾で作られたそうなのですが、キョンシーブームのオリジナル作品、「霊幻道士」を観ました。

やっぱり、大好きな世界でした。



冒頭からドッキドキ!けっこう、怖いじゃん~~って。でも、ラム・チェンインが、先生が、頼もしすぎる!!

だてに、眉毛がつながっておりません。なんて動きのいい師匠だろう。

お札に火をつけるところとか、超イカス!!綺麗なんです。動きの流れが。


お札登場 かっこよすぎ


みながら、思い出していくことがありました。

火に弱い ★息をとめると、キョンシーは、人間に気づかない!

★モチ米に弱い!

★黄色いお札で、ストップ!!

★血をおでこにつけると、また、ストップ!

★ピアノ線みたいなのにぶつかると、火がついたり、衝撃を与えられる!

などなど。


きこり 弟子達がさ、荒川静香似の幽霊にとりつかれたり、かる~く半分キョンシーになっちゃったりで、情けない感じなんですが、愛嬌満天であります。リッキー・ホイ、この方、ほんと、久しぶりにみた。子供ぶりだ。きっと。

リッキー、こびとの国のような、ファンシーな衣装を着ております。キコリ風の。

先生と一緒に、コーヒーを飲むシーン、ケーキを食べるシーン、すばらしいなぁ!!


息をとめるシーンも、また、いいところに、筒があるな!!って思います。あの作戦、最高だ!

いやに艶っぽい幽霊。最後は潔く。ちょっと感動!

これがこうなる

            この幽霊が           ほんとは、こんな感じ。怒っているんだと思う。


先祖があんな埋葬のされ方だったら、そりゃ、キョンシーになるわ・・・と思いました。

凶悪キョンシー 縦に埋葬されているんだもん!おじいちゃんキョンシーは、ビジュアルもかなり凶悪な感じです。

相当、怨みがたまっているのかなぁ。

人が死ぬときに、すっごい怨みをもっていたり、もたれたりすると、成仏できずに、キョンシーになっちゃうそうです。怖いね。


キョンシーをお札で管理しているなんて、すごいなぁ。

おじいちゃんキョンシーの息子も、キョンシーになっちゃうんだけど、キョンシーになったあと、かなり、ン・マンタ風でした。

ン・マンタ風 (←右のキョンシー、似てるんです。ン・マンタに。)


並んだキョンシー ちゃんとおっかないシーンと、笑えるシーンと、暗闇になにか起こりそうなドキドキなところと、アクションが、バランスよくあって、よかった。

あと、この主題歌、聞いたことある~~~!!と思いました。少年少女が高い声で。

「2」は、ユン・ピョウがでているんで、ぜったい、観たいなと思います。

エリック・ツァン原案って、いい仕事してますね~!ほんとに。サモ・ハンも、この世の娯楽貢献度は、ものすごいなって思います。


オススメ度:★★★★☆

先生、万歳度:★★★★★