得意技 | 新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市陸上競技場の脇にたたずむ1件の古ぼけた道場。
そこに、ボクシングに興味を持った老若男女が、
それぞれ目的を持って、毎日気持ちのいい”汗”を流しています。
そこで流したいろんな”汗”のカタチを、
コーチ&練習生がニオイ抜きの写真と文章でお届けします。

平日は30分ほど練習しているのですが、遅い時間なので、最近は忘れ去られているのではないか、という懸念のあるマリオです。

普段の私の日常は、ほんとつまんないものでして・・。最近、仕事が変わりました。求職中の人達を支援するしごとなのですが・・なれないパソコン操作や書類の作成でストレス度は急上昇。一見すると、「やつれたよね~」といわれますが、体重は増えていたりして・・。ガクリ

夕方に専門学校で3時間勉強しています。今年で3年目ですが、果たしてどうなることやら・・。その、専門学校の後に市ボクに来ています。

市ボクに通うようになって、もう7年半になります。12月の暮れで、その日は陸上競技場の駐車場がガリガリに凍結していたのを、今でも覚えています。

鶴木さんが、愛想よく応対してくださいました。そして、その背後にいた方が加藤さんでした。初めにお会いした時は、「やはり、ここはボクシングの道場なんだな~」と思いました。ガクブル

そもそも、私がボクシングを習おうとおもったのは、あまり爽やかな理由ではありませんでした。当時から空手をしていた私は、他会派の方とスパーリングをしてボコボコにされました。「必ず、見返してやるからな」という、不良のような動機からでした。おじぎ

いろんな格闘技に手は出しましたが、得意な技がありませんでした。蹴りが下手でしたので、そういう種目は却下しました。合気道は投げ技が下手で、上手いのは受け身だけ。まあ・・怪我はしないけど、得意技ではないですよね~。ハハハ

市ボクに通い始めて、加藤さんがミットをもってくれました。しばらくすると、右ストレートを褒めてくれるようになりました。「自分の右はいいれ~、これが決まれば、間違いなく相手を倒せる」
と。

単細胞な私は、右ストレートを得意技にしようと、練習してきました。仮にですが、もし、ストリートファイトのような状況になったとき、たぶん右ストレートをつかうかな~と・・。あ、でも、私は「善良な市民」ですから、そういうことはしません。ハハハ

その加藤さんが、入院されたというお話を伺い、とてもショックをうけました。気力がなくなって、もう辞めようか・・とも思いました。でも、鈴木さんをはじめ、多数の方の励ましをうけまして、思いなおしました。汗

8日に鈴木さんとお見舞いにいきました。行く前に鶴木さんにお話を伺った時は、お見舞いに行った方々の視点で、加藤さんの状態には諸説があるようでした。私が行った日は、落ち着かれているようで、いろいろとお話をされていました。早く回復されて、また、元気な姿をみせてほしいと、心から願っています。