動機 | 新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市陸上競技場の脇にたたずむ1件の古ぼけた道場。
そこに、ボクシングに興味を持った老若男女が、
それぞれ目的を持って、毎日気持ちのいい”汗”を流しています。
そこで流したいろんな”汗”のカタチを、
コーチ&練習生がニオイ抜きの写真と文章でお届けします。

少しずつ寒さが和らぎはじめ、もうまもなく新年度を迎え、どこの職場にも新入社員が入って来るんだなあと感慨深くなっている国彦です。


僕は会社に入って一年目、二年目は毎日辛い日々でしたガクリ


同じ年に入社した同期に比べ、要領が悪く、失敗も多く、頭の回転も遅いので毎日のようにとある上司(もう退職しましたが)に怒られていましたむっ


僕の仕事のお粗末ぶりに上司は怒り心頭で、「ユーザーとはトラブルばかり起こす、頭は馬鹿アホ!、まともに数字も上げられない、お前みたいな駄目な野郎なんか存在価値がねえんだよむかっ」と毎日怒られ、不満だらけの日々でした。しょぼん


罵倒されている日々の僕は「上司に認められたい」、「ギャフンと言わせたい」という見栄とか見返してやるという憎しみのようなものばかりが仕事をする上での「動機」でした。そのような悪い感情が常にあったので、とにかく何をするにも不満ばかりでした。仕事がうまく行ってる時も、感謝する気持ちもなく、不満タラタラでした。プンプン


ボクシングで良い結果(勝つこと、良い成績を残すこと)を求めるのは人間として当たり前の欲求だと思いますが、それが周りに対する見栄だけでは悲しいですね。


以前、鶴木監督にコーヒーをご馳走になった時、「ボクシングでインターハイ王者になろうが国体王者になろうが、そんなことは社会では何の役にも立たん。大切なのはボクシングを通じて何を学んだかだBOSSと仰ったことがボクシングにおいて良い結果を求める大切な「動機」なのかと思いました。



新潟市ボクシング教室 ”市ボク”通信