レベリウス | ワールズエンド・ツアー
レベリウス
航空機が落ちる真横を鳥の群れがかすめてく、
空に君らの居場所はないと、
尖るくちばし、冷え切っていた、
渓谷にて旋回してる、翼は白いガラス模様、
飛び散るたびに雪になる、
パラレルに肥大する、
フラジャイルに飛躍する、
意識がどうにも面倒で、
手首はメモ帳、落書きだらけ、
五線譜をなぞるように飛行する羽根の群れ、
調律師は空の彼方にタクトをかざす、
雪を降らせる羽根はガラス細工でできていて、
幾億にもなる鈴が空から降り注ぐ、
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⇒蝶か蛾か
⇒砂のよう
⇒モンスター