大津のいじめ事件以来、いじめに対する意識や認識は高まっていると思っていたのに、寄せられる相談は相変わらずいじめに対しての認識が甘く、大津の事件を自分のこととして受け止めていない人が多いことに愕然とします。
特に小学生低学年の児童については、まだまだ幼いためか、いじめが生んでしまう負の連鎖を理解できていないのかも知れません。
いじめはいじめられていると思っている人がいたら、すでにいじめなんです。どんな理由があってもいじめなんです。ましてやそれが、集団でいじめてしまえば、それはまさしく犯罪です。
いじめの被害者は・・・・心と体に深い傷をうけます。誰の目にも見えないので気づくことが遅れる場合が多いです。しかし、日々その傷は深くなってしまうのです。
先日、いじめによるプレッシャーから髪を抜いてしまうという相談を受けました。自傷行為もあります。まだ小学生です。学校の対応を聞いていると怒鳴りこんで行きたくなりました。豊田市内ではない人なので私が叔母になり変わって母親とともに行こうかと考えたほどです。
見過ごさないでほしいな・・・・SOSを出したら守ってやってほしいな・・・・いじめている子どもたちにも早く気づかせてやってほしいな・・・・だってまだまだ人生始まったばかりなのに・・・・。
生きるって確かに辛いことも多いけれど、それでも楽しいこともたくさんあるのに・・・。どうして小学生ですでに人生を諦めなければならないの?どうしてそういう発想にさせてしまうの??
まだまだやれることはあるはず・・・・その子どもの家族になって冷静に対応を考えようと思います。
いじめによる被害も、いじめをする側の子どもたちもみんな不幸です。何とかしたいです。