九州の福岡市の博多駅博多口には九州新幹線乗り入れに合わせて、地下3階・地上10階、旧駅ビルの約7倍の延べ床面積約20万㎡を持つ全面ガラス張りの新・駅ビル「JR博多シティ」が2011年3月3日に開業し、九州新幹線は東日本大震災の翌日の3月12日に全線開業しました。
博多シティは百貨店の博多阪急や雑貨の東急ハンズなどが入る九州最大級の商業施設。
ＪＲ博多駅ビル「ＪＲ博多シティ」の開業から半年間の来館者数が延べ3,080万人、市内中心繁華街の天神地区の店を訪れていた福岡市周辺の人を呼び込み、目標の1.6倍になった模様です。
運営会社の博多ターミナルビルは当初、九州新幹線・鹿児島ルート（博多―鹿児島中央）全線開通で九州南部や中国地方からの客が増えると見込んでいましたが、阪急のカード会員の８割以上を福岡県内の人が占めるなど地元客が多かった模様です。
私は年に数回、出張等で福岡に行き、ここ数年、開発等の移り変わりをみてきましたが、明らかに消費者行動の他、地価にも影響を与えてきています。
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