アップル、アメックス、フィリップス、GE、イーベイ、フェイスブックなどは顧客ロイヤルティを測定する手法としてネット・プロモーター・スコア(NPS)を採用しています。
親友や同僚に薦める可能性を数値化して
1.推奨者(プロモーター)
2.中立者(パッシブ)
3.批判者(デトラクター)
に分類し1マイナス3の数値向上を高める取り組みです。
これは実際に企業の成長率や収益性と強い相関を示す結果も見受けられるそうです。
NPSの導入により、NPS改善に影響のある施策を重視し影響の無い取り組みを排除するなど、経営戦略にも大きな影響を与えそうです。
また「推奨したいと思いますか?」という質問は「満足してますか?」という質問よりも他人が関わってくるだけに回答の真剣度が高い傾向があるそうで、それが「満足度調査」よりも精度の高い調査指標とされる一因でしょう。