沖縄県知事選挙の情勢 | 熱党のブログ

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沖縄県知事選挙の状況だが、7月8月頃、翁長那覇市長が立候補するとして報道されていた頃は、基地移設反対!オール沖縄!して訴え翁長雄志氏が優勢で、保守派はかなりの危機感を持っていたように感じる。
また、仲井真氏は高齢であり、あからさまに前選挙の公約から変更して辺野古移設を容認するなど、評判がイマイチだった。また、自民党の本部からの推薦も渋られていた面もあり、厳しい状態。
そこに、新たな受け皿として下地幹郎氏。保守なのかリベラルなのか?微妙な位置付けで翁長氏、仲井真氏の両方から票を取る微妙な政策で闘っている。基地移設は「県民投票」という政策案だ。下地幹郎氏も元々は基地移設容認派だったのだが、、、。
この時点でも、翁長氏優勢。保守出身で左派系の団体は全て翁長氏を支援していたからだ。

しかし、ここでもう1人割り込んできたのが、(元?)民主党県連代表の喜納昌吉氏だ。
彼の主張は、県知事になったら、辺野古移設を明確に取り消す!という主張だ。
喜納昌吉氏が出てくるまで、翁長氏が県知事になったら、辺野古移設を撤回するのだろうと思っていた、左派系の人にとってはビックリなことで、喜納昌吉氏は、翁長氏に公開質問状として「辺野古移設承認を取り消すと明確にするなら、立候補を取り消す」との意味の質問状を投げたが、明確な回答はないままだ。
この喜納昌吉氏に対して、民主党本部は除名を決定。
喜納昌吉氏は除名されても、出馬する予定だ。
ここで、浮き彫りになったのが、共産党や社会党が翁長氏を支援しているが、実際には辺野古移設を阻止できないだろうということ。

さらに、仲井真陣営からも同じ内容の公開質問状を出され、さらに、辺野古移設の変わりの案は何かとも聞かれているが、そちらも返答はないままだ。

現時点で、翁長氏は、左派系からも保守系の県民からも疑問が出てきている状態だ。

沖縄の左派系マスコミも、翁長氏を押してはいるようだが、微妙な動きに報道しずらい状態になっているように感じる。

今の時点で投票が行なわれた場合、まだ情勢は翁長氏と仲井眞氏が世論的には拮抗しているとは思う。組織票と天候などによって、微妙な情勢だが、今のまま様々な動きが全体に浸透した場合、仲井真氏が優勢かもしれません。