TPPとキング・コーン アイオワ州の遺伝子組み換えトウモロコシを追う 牛肉と食糧メジャー | 潜伏中なブログ

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BS世界のドキュメンタリーNHK
タイミングよくTPP騒ぎの中で再放送を見る。 見るのは2度目だ。元は映画らしい。
個人評価☆☆☆☆
アイオワのトウモロコシを追う。現在、アメリカ人の髪を分析すると炭素の成分はトウモロコシで出来ているそうだ.。2人のアメリカ人の若者がトウモロコシの生産、流通を追う。
 (再)2月14日(月)午前10時00分~10時50分
潜伏中なブログ-kingcorn
「キング・コーン~とうもろこしの国を行く~」

ハンバーガーポイント まとめ ネタバレ>
・大半のトウモロコシは牛飼料か炭酸飲料へ加工される。
・アメリカの甘味料の50%はトウモロコシ 高果糖シロップ(コーンシロップ)
・70%の確率で炭酸飲料に加工される
・2割は輸出かバイオエタノールへ←最新データ 日経新聞2011.2.17記事より40%がエタノールへ加工
・アイオワ州トウモロコシ タンパク質をほとんど含まない
デンプン質が多くマズい・食えない 栄養価低い
・70年代に農業生産生産量4倍 遺伝子操作と品種改良
・カロリー優先
・炭酸飲料=液体キャンディー 2型糖尿病にかかる確率2倍
・ハンバーガーのひき肉6割が脂肪。脂肪を食っているようなもの。
・ハンバーガー=トウモロコシを食ってる。 ポテト、肉
質の悪いトウモロコシを作ってる=自分ちでは食わない。農家の本音
・政府補助金 安いトウモロコシを大量生産する政策。 行き着く先はアメリカ人の体の中。
・アメリカ人の食費を出す支出は収入の16-7% 世界で最も低い。日本は20%オーバー
・30歳以下のアメリカ人はトウモロコシで育った肉しか食べた事が無い
・トウモロコシ農家 の農業の工業化について
・牛がトウモロコシ4ヶ月も食ってると胃に穴が空く。抗生物質食わせる。
・米での抗生物質の7割が家畜用
・アール・バッツ 元農務長官 70年代に減反から増産へ大転換
・牛はつい30年前までは放し飼いで牧草食べていた。穀物でなく。
・今は狭い中で高カロリーのトウモロコシ食べて短期間に出荷される。(高効率)
・工業製品化したアメリカ農業
・アンモニア肥料

ハンバーガーネット上での意見・感想>
・ドキュメンタリー『キングコーン』は必見─映画で考える食料自給率
潜伏中なブログ-cornjapan
日本は世界第1位のトウモロコシ輸入国(上記円グラフ)で、その9割以上を米国に依存している。輸入されたもののうち約7割が畜産の餌として消費されている。
映画を勝手に批評する「シネマポスト」の意見
・和牛と飼料の不適切な?関係胃に穴が空く牛さん
「国産牛」「国産豚」のエサはなに? 遺伝子組み換え飼料GM=geneticaly modified? 食育プロデュース委員会
北米自由貿易協定(NAFTA)とメキシコと豚肉と米食料メジャーの行き着いた先 るいネット
NEWアメーバマクドナルドの原価と保存料
もういいかげんマクドナルド(米国産牛)を喰うの止めようよ マック最高利益更新の裏で
・鳥インフルエンザと飼料鳥 完配は輸入飼料+暖房等は石油→ニワトリは輸入品? 

ハンバーガー思う事>
吉野家=米国産牛=トウモロコシ食ってるか やめよ。
なるほど肉が安い訳。 オーストラリア産の牛肉(牧草牛らしい)も同じかな? が、日本の牛肉も実は。。ショック!ガーン。。? 昨今のTPPあたりともかなり関係していると思われる。結局「とうもろこし」を追って行き着いたのは「牛肉」と「TPP」と「全農飼料」だったのでした。

NEWで。思った。飼料で太らせる国産でも米産でもおうし座オージー(牧草牛らしい)でもない牧草を食べてる安全な牛肉は?
どうやら「ニュージーランド牧草牛」というのがあるらしい。 

<とりあえずの結論>
モス(豪州牧草牛)>>>>マック(米国飼料牛)に決めた。今後調査を続行する。→アメーバトランス脂肪酸とマクドナルド一部調査報告。米国で規制されたトランス脂肪酸をたっぷり日本人に食べさせる。

米食料メジャーの野望(別)>
遺伝子組み換えトウモロコシ(他穀物)と食料、肥料、種流通が寡占企業のアメリカ→
・巨大穀物メジャー売上げ6兆円「カーギル」社「コンチネンタル」「グレイン」「クック」「ドレフェス」
・メキシコの固有種殲滅作戦。自社の遺伝子組み換え種を毎年買わせる。
・インドの化学肥料推進でやせ細る土地(別ドキュメント)


<あらすじ>
大学を卒業したばかりのカーチスとイアンは、アメリカ最大のトウモロコシ生産地、アイオワ州で0.4ヘクタールほどの土地を借り、トウモロコシを栽培することにした。普段 自分たちが口にしている食べ物の多くに、トウモロコシから作られた成分が含まれていることがわかったからだ。
トウモロコシが育つ間、2人はコロラド州の牛の飼育場を訪れる。ここでは、牛のエサを牧草からトウモロコシに切り替えた。そうすると、子牛を市場に出荷するまでの期間が数年から、わずか4~5カ月に短縮されるのだ。その間、牛は狭い小屋の中で身動きができないように肥育されるため、肉のたんぱく成分が減り、脂肪が増えている。また牛の胃の中の微生物は、牧草の消化には欠かせないが、トウモロコシを与え続けると過剰な酸を発生させ、牛が病気になってしまう。そのため最近の飼料に、微生物を殺すための抗生物質が混ぜられるようになってきている。
家畜の飼料としてトウモロコシが主流になった背景には、アメリカ政府の農業政策がある。1973年、当時のバッツ農務長官は、長年の減反政策から180度方針を転換し、補助金を出し穀物の増産を奨励。市場には安いトウモロコシがあふれるようになった。砂糖の代替品として開発されたコーンシロップは、炭酸飲料など様々な加工食品に含まれるようになり、アメリカ人の甘味料の摂取量は30%も増えた。
 収穫の時期を迎えるが、2人は自分たちが作ったトウモロコシをいったいどこに売れば良いのかと考え込んでしまう。農業補助金に支えられアメリカの食卓を席巻したトウモロコシが、蔓延する肥満や糖尿病、心臓病などの元凶ではないのか・・と考えるようになる。そして、穀物増産へと舵をきったバッツ氏の元を訪れ、思いのたけをぶつけるが…

原題: King Corn
制作: Mosaic Films/itvs USA 2008

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