ビジネスの現場に数学を導入する最大のメリットは、実は人間のためではなかった!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 科学界の数学コンプレックスを痛烈に皮肉った、あるベンチャーキャピタルの指摘がクール!』



もちろん─、



ここで、グレアム氏が述べている「 ハッカー 」とは、



他人のコンピューターに不正に侵入し情報を入手したり、
改竄したりする連中のことなどではなく、



コンピュータの分野に限らず、寝食を忘れて、
もの創りに取り組む人たちのことを指している。



そして─、



氏が指摘するように、数学とは大半の人間が、
苦手とするものの ( また、苦手とするがゆえに )、



ひとたび、それを習得できたなら、
きっと、すごい世界が開けるのでは…?



そんな期待を抱かせる存在でもあるのだろう。



しかし─、



たとえ自分の仕事を、
数学っぽく見せることに成功したとしても、



経験と勘が十分に予測し得たことの、
再確認に用いているに過ぎないのだとしたら、



数学の有用性を証明したことにはならない。



むしろ─、



ビジネスの現場に数学を導入するメリットは、
それによる人間の意思決定の思考ツールにするためではなく、



経験や勘といった、これまで、
定量化が困難だったパラメータを定量化し、



比較的リスクは低いが、それなりのキャリアを要する、
例えば、仲介業務、在庫予想、配車管理、etc... などの、



意思決定を自動化できるという点にある。



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