中高年齢者の不眠は日常的に自覚される症状のひとつです。
高齢者では50%もの人に何らかの不眠が認められ、
その頻度は年齢とともに増加するといわれています。
また、女性に多く見られるのも特徴のひとつです。
不眠の種類では中途覚醒が特徴的で、
次に早朝覚醒や入眠困難が自覚されています。
高齢者では日中の転寝も多く見られます。
各年代ごとの変化では、40歳代から中途覚醒が多くなるなど、
高齢者に見られる睡眠構造の変化がすでに始まっており、
高齢になるとその特徴が強調されます。
寝付くまでの時間が延長している、
睡眠中の覚醒が多くなっている、
浅い睡眠が多く深い睡眠が少ない、
レム睡眠が少ない
・・などの特徴があります。
中高年齢者では自覚的には不眠がなくても、
加齢による生理的変化で
すでに睡眠障害の準備段階にあるといえます。
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