春一番に思うこと… | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

東京地方、春一番が吹いた。
ちゃりこは、受験勉強に精を出しつつ、部屋の換気をするために、時々、窓をあけていたけれど、風の吹きすさぶ音がすごかった。
私は、洗濯物を干すためにベランダに出てみると、風は強くても、暖かい風で、しかも、陽射しが暖かくて…
春一番というのは、風速だとか、立春と春分のあいだとか、いろいろ定義があるから、観測されないで終わってしまう年もあるみたいだけれど、やっぱり、どんな年も季節は巡っていくんだなあ…
と思った。
どんな人にも、時間は過ぎ去っていくんだなあ…
春一番の時期というと、思い出すのは、毎年ちゃりこと観に行った、福寿草の花…
あとひとつの試験で、ちゃりこの受験も終わる…

どんな人にも、時間は平等に過ぎていくけれど、その時間をどのように過ごしてきたかは、それぞれ違うだろう…

悔いはないような気がする…

子離れ、だね…

今日は、私は、一歩も外へ出ずに、春一番もベランダで浴びただけだった…

でも、ちゃりこの受験が終わったら、

福寿草の花を、観に行こうかな…