◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれいでぃお 第二十七回 | ねこバナ。

◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれいでぃお 第二十七回

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ぴーぴー、ががー。 
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」
  
ずんずんすたたた

M「みなさん、こーんにちにゃー!」
K「菜の花マンカイな北関東、でも風はつめたい!はやくコイコイ春ウララ 佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「今日もハモったね」
K「ちまちま節電中ですからね」
M「下僕一号は、みょうにセツデンはりきってるのにゃ」
K「なんか燃えるんですよ」
M「とゆうわけで始まってしまいましたこのいい加減な番組」
K「ハイパー猫マルやんと、その忠実なる下僕佳(kei)が、不定期にお送りしてまいります」
M「今日もむっふりいい加減にゃのね」
K「そうです、ネット上に溢れている猫情報を拾い集めて、それをブログのネタにしちまおうっていうアコギな番組なんでございますよ」
M「それにしても寒いから、ほれ、湯たんぽいれてらっしゃい!」
K「そしてマルやん、全部占領するんですね...あうう」

  *   *   *   *   *

K「さて、本日はまず、たいせつなことを、申し上げます」
M「はいっ」

K「このたび、東日本大震災(東北関東大震災/東北地方太平洋沖地震)で被災された皆様に、謹んでお見舞申し上げます。お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。そして、復興に向けて、私どもも微力ながらお手伝いさせていただきたく思います。」
M「できることはちいさいけど、毎日コツコツなのにゃ!」
K「まだまだ大変な状況が続きます。助け合い支え合って、みんなで、この難局を乗りきりましょう!」

  *   *   *   *   *

M「さあ、ボクちんもフッコウにむけて、カツヤクするにゃ!」
K「マルやんは、ふつうにおなかだしてマターリしててください...」
M「ぶーーーーーーー」
K「ささ、本日も元気に、このコーナーからまいりますよ」
M「リアルタイムな猫に関するニュースをお届け! 猫ニュース・フラッシュにゃ」

じゃじゃん!

K「今日は、マターリしちゃう! なこのニュース」

----猫のクースケ手紙を運ぶ 飼い主宅と事務所を行き来
 [2011年3月25日 福知山のニュース両丹日日新聞「WEB両丹」]
元記事は、→こちら← 

M「おおー、ミスター、ポストにゃん! なのにゃ」
K「そうなんです。といっても、郵便局のお手伝いってわけじゃないですからね」
M「そうにゃの?」
K「はい。記事によりますと、この猫ちゃん、名前は「クースケ」。福知山市に住んでいます。足の指をけがして玄関先で鳴いていたのを、倉橋さんとおっしゃる方が拾って飼い始めたのだそうです」
M「おおう、よかったにゃ~」
K「けがもすっかり治った昨年の夏のある日、外から帰ってきたクースケが、便箋を折りたたんだ手紙を、首輪に結んで帰ってきたのです」
M「おお! それは何? ミステリィなのにゃ!」
K「違いますって...」
M「んでんで、その手紙には何が書いてあったの?」
K「...じ...じつはですね...」
M「...ごくり....」

K「かわいい猫ですね!!!って」

M「...あのー」
K「なんていう名前なんですか?って」
M「だあっ! 下僕一号! ちっともミステリイぢゃないのにゃ」
K「だから違うっていってるじゃないですか...」
M「つまんないのー。ほんで、その手紙の主は誰なのにゃ?」
K「近くの工場事務所の人だったんですって、クースケがよく遊びに行くので、よくゴハンをもらってるそうです」
M「おー、別宅なのにゃ。いいにゃ~」
K「その表現はどうかと思いますが」
M「ほんでそのあとは?」
K「もちろん交流が続きましたよ。事務所の人たちからは「くうちゃんの甘え上手には負けてしまいます」「ここにいてくれるだけで癒やされます」とか、手紙が届いたそうです」
M「ほぇ~。なごむにゃ~」
K「なかには、「お尻からサナダムシと思われるものが出ています」と体調を気遣う文面も届いたとか」」
M「ふぎゃっ! さ、サナダムシって、な、何にゃ!?」
K「ふっふっふ、おなかの中に住むながーいムシですよ...。人間のおなかにも、もちろん猫のおなかにも住むことがあるんです...」
M「ええっ!」
K「ほーらほら、マルやんのおなかにも...」
M「ふぎゃーーー!こわいのにゃーー!」
K「うわちょっとなにすんですかっ」
M「むきゃーーーーーーー」

どたんばたんどすん

ぴーーーーーーーーーーーーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

  *   *   *   *   *

M「ぜえ、ぜえぜえぜえ」
K「マルやん...だいじょうぶですよ。おうちにそんな感染源ありませんから」
M「下僕が脅かすからいけないのにゃ」
K「はいはい...。と、ともかくですね、こうした交流が続き、倉橋さんはクースケに手紙を持たせて感謝の気持ちを伝えたり、お礼にとお菓子を背負わせたこともあるんですって」
M「おー、りっぱなポストにゃんなのにゃ」
K「その後、倉橋さんと事務所の人たちがご対面。倉橋さんは「殺伐とした世の中ですが、こんなに温かい気持ちを持つ人たちに見守られ、クースケは幸せ。事務所は我が家と違って室温管理が行き届き、昼間は居着くようになったのだと思います」と感謝していたそうです」
M「快適な別宅、いいにゃ~。ずっとそこに遊びに行ければいいのに」
K「ところがですね...。この事務所、6月には工事が終わって、閉鎖されてしまうんですって。事務所の人たちは、「交流が途絶えると思うと、寂しくなります。クースケもきっと同じ気持ちでしょう」と口を揃えておっしゃったそうですよ」
M「そうにゃんだ...。残念にゃのね~」
K「ともあれ、いまや事務所のアイドルともなったクースケ。事務所が閉まるまでは、皆さんにマターリした時間をプレゼントしてくれることでしょう」
M「ボクちんのマターリにはかなわないに違いないのにゃ!」
K「ええ、マルやんのビビリさんにもかないませんねきっと...」
M「なんか言ったかにゃ」
K「いえ何も」

  *   *   *   *   *

M「さて、今日は「猫グッズサーチ」はお休みにゃのね」
K「はい。なので、最後に猫つながりの曲をお送りしますね」
M「今日はどの曲?」
K「はい、今回はYouTubeにアップされている動画から、つじあやので「猫になりたい」、どうぞ」



<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>


K「つじあやので「猫になりたい」、お送りしました」
M「ほにゃ~、マターリなのにゃ。写真もいいにゃ~」
K「以前スピッツの「猫になりたい」もご紹介しましたが、つじあやのさんのもまた、いいですよね~」
M「ウクレレっていいにゃ~。下僕一号! ウクレレ練習するのにゃ!」
K「ええっ、そんないきなり言われても」
M「必死に練習して、街角でお金かせいでらっしゃいっ」
K「そんなー」
M「そうすればボクちんのサラダ菜もいっそうゴージャスに...むふふ」
K「なにを期待してるんですか...」

M「さて次回はっ」
K「もちろん、皆さんが忘れた頃に、お送りしますっ」
M「まだまだたいへんな日本列島だけど、みなしゃん、「ねこバナ。」読んでマターリ過ごしてなのにゃ~」
K「では今日はこのへんで~」
M「またね~~~~」

ずんずんずちゃちゃちゃっ




おしまい




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