◎御休処◎ <感想というより独白>アンケート企画を終えて
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皆様こんにちは。佳(Kei)でございます。
いつも駄文にお付き合いいただき、有難う存じます。
今日も朝からぎらぎら暑いです。三十度超えは必至な悪寒。
皆様の住む街は如何でしょうか。
休憩と水分は必須です。どうぞごゆるりとなすってください。
* * * * *
さて本日は。
随筆でもお知らせでもない、ただのだらだらした独白に、おつきあいいただければと存じます。
昨日発表いたしました、アンケート企画「この『ねこバナ。』が、キニナル!第二弾」の結果。
もうご覧いただけましたでしょうか。
当該記事は、→→→( ≧ω≦)σこちら! ←←←
その集計作業をしながら、つらつらと考えておりました。
誤解を恐れずに言えば、物書きとはえらくヤクザなありようなのでございます。
なぜといえば、自分という狭っ苦しい人間が想像し得る範囲で、感じたもの考えたものを文字という記号に変換し、あたかもそれが「みんなに通じるもの」であると錯覚して、臆面もなく世にさらけ出すことが、拠って立つところなのですから。
そして時に、自分でも信じられないような嘘っぱちなものを掲げて、声高に叫ぶなどということをしなければならないのですから。
さまざまな資料にあたって歴史的事実を検証したり、取材によって多くの人から考えを聞いたりしたことの積み重ねで物を書くタイプの人であっても、自らの脳内でいくつものフィルターを通過し、ペンあるいはパソコンのキーボードを通じて文字となり現れるとき、それはおおいに「ひとりよがり」なものになっているのであります。人間にはそうした限界があるのです。
「いいんだもん私のは妄想なんだもん」と開き直るのもテですが、ならばなおのこと、「ひとりよがり」であることに、思いを致すべきなのではないかと、思うのです。
不特定多数の読者の皆様すべてを想定し、最大公約数的な代物を書くのはどだい無理な話。
もしそれが出来たとして、それは官報か法令の条文のようなものにならざるを得ないでしょう。
字面が示す情報のむこうにある何かしらを伝えようと思えば、その思いが先行し、どんどん内向きな表現へと入り込んで行ってしまうのが、私のような未熟者の常です。
それはもちろん全く駄目なことではなく、そうなることで、書いている自分すら予期せぬとんでもないものが、頭をもたげることもあるのですから、私などはいっそ大事にしなければいけないことでもあるのですが。
なればこそ。
読者の皆様からおことばをいただくたび、
たといどんなに拙くあっても、
搾り出すような苦労を伴うとしても、
ひとこと、一字一句に、誠実であれ、と痛感いたします。
ひとりよがりなことばであると重々承知の上で、感じてほしい何かしらの間際まで、読者の皆様をお誘いできるように。
飾らずに、愚鈍に、ていねいに。
それが私なりの誠実さだと、ひとりよがりにも、思う次第です。
これは、プロットを組み立てたり細かな設定をしたりすることの出来ない私への、自戒です。
今まで書いたおはなしに対し、すべてに納得するほどに誠実に向き合えたとは思えません。
これからも後悔と逡巡を繰り返しながら、おはなしを書くことになりましょう。
しかしながら、こうして沢山の読者の皆様に読んでいただけることで、日々、物を書くということを考えさせていただけることは、なにより貴重な宝物です。
日々ありがたく、頂戴しております。
いやはや、私の物書きのありようは、こんなへなちょこなものでございます。
もしよろしかったら、これからも、お遊びくださいますよう、お願い申し上げる次第です。
今日も来てくだすって、有難うございました。
<(_ _)>
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