◎御休処◎　＜ＤＪ風＞佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお　第十七回

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ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

Ｍ「みなさん、こーんにちにゃー！」
Ｋ「またしても天気がくるくるり。まるで猫の目。皆さんお身体たいせつに！　佳(Kei)とマルコの」
Ｍ・Ｋ「マタタビれいでぃおー！」

Ｍ「今日もハモったね」
Ｋ「涼しくてマターリですからね」
Ｍ「きのうからずっと雨なのにゃ。ふあぁ、ねむい...」
Ｋ「ちょ、ダメですよマルやん。もう放送始まってますから」
Ｍ「えー、だいじょぶだいじょぶ。よきにはからえにゃ」
Ｋ「ふうん、放送終わったら、マルやんの好きなおやつ出そうと思ったのに」
Ｍ「しゃきーん！　おめめぱっちりにゃ！」
Ｋ「反応早すぎです....」

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Ｋ「さてまずは、このコーナーからまいります」
Ｍ「リアルタイムな猫に関するニュースをお届け！　猫ニュース・フラッシュにゃ」

じゃじゃん！

Ｋ「って、マルやん、今日はやっぱり猫つながりじゃなくて...」
Ｍ「そうにゃね～。宮崎の口蹄疫問題にゃね」
Ｋ「あちこちのブログでも話題になってますし、やはり動物つながりで、取り上げないわけにはいかないと思いまして。」
Ｍ「現在の状況はどうなってるの？」
Ｋ「では、オフィシャルな情報をまずお届けしますね。宮崎県のホームページによりますと、5月23日現在で感染が確認された家畜は、牛18,561頭、豚125,759頭、山羊・羊15頭、合計144,335頭です。厖大な数ですよね」
Ｍ「豚さんのほうがこんなに多いの！　テレビの話題は牛ばっかりにゃのに」
Ｋ「どうしてテレビは牛ばっか報道するんですかね...。まあどちらにしても、これが未曾有の大災害であることは疑いありません」
Ｍ「現場のひとたち、大変にゃのね」
Ｋ「そうですよ。ワクチン接種、殺処分、埋め立て...考えただけでぞっとします。作業に携わる方々の心労、農家の方々の落胆...。自分がこの立場だったらどうなっていたか」
Ｍ「なにかボクちんにできること、ないかにゃ～」
Ｋ「ブログやツイッター上で支援の動きが広がっていますね。署名活動、募金、励ましの手紙を書くなどなど。「口蹄疫　支援」で検索すればすぐにたくさん出てきます。こういう諸活動の取り組みをしっかり読んで、自分が納得できる方法を、ひとりひとりがとればいいと思いますよ」
Ｍ「お、下僕一号、なんだか慎重にゃのね」
Ｋ「ええ。なぜって、こういうのは政治の道具にされやすいですからね。悲しいですけど。それにネット上では根拠のない噂やデマがまかり通りやすいんですよ。だからひとりひとりが、正確な情報のもとで行動することが大事だと思うんです」
Ｍ「にゃるほど。とりあえず動こう！ってひとが情報を得るには、どうすればいいのかにゃ」
Ｋ「では、口蹄疫関連のリンクをご紹介しておきますね」

■　宮崎県ホームページ（トップに口蹄疫関連項目あり、義援金受付ボタンあり）

■　宮崎県知事東国原英夫氏ブログ「そのまんま日記」（経過報告あり）

■　JAグループ宮崎ホームページ（バナークリックで署名・義援金募集ページへ）

■　新宿みやざき館「KONNE」（義援金受付ページあり）

■　農林水産省ホームページ内口蹄疫関連情報

Ｍ「ふむふむ」
Ｋ「大切なことをおさらいしておくと、

１　口蹄疫は偶蹄類（ウシ、ブタなど）に感染する伝染病で、空気感染もする感染力の非常に強い病気である。感染すれば治療方法はないが、死亡率は低い。

２　口蹄疫は偶蹄類以外の動物には感染しないとされており、万が一人間が感染した家畜の肉を食べても病気にはならない

３　にもかかわらず今回これだけ防疫措置がとられているのは、口蹄疫に感染した家畜の肉や乳の質が著しく低下してしまうので、畜産資源が大きく損なわれ、農業が危機に瀕してしまう怖れがあるからである

ということですね。もうすでに危機的状況にはなっていると思いますが、現場の皆さんの御苦労は、これからも続くのだと思います」
Ｍ「たいへんにゃ...」
Ｋ「とにかく、自分で何ができるかを考えましょうよ。国や自治体に頼るものいいけど、ほかにもいろいろやりようはあると思いますよ」
Ｍ「そうにゃね～。お買い物のときに、変に過敏にならないとかね」
Ｋ「きのう近所のお肉屋さんにいったら、話してましたよ。風評被害は確かにあるって。それを怖れて募金箱の設置すらできないところもあるんですって」
Ｍ「あうー、もどかしいのにゃ！」
Ｋ「消費する側の意識も大切ですし、冷静に情報を把握することも大切です。ほんとうに今困っている人達のために何かしたいって思ってる人はたくさんいるんですから、それがちゃんと現場に届くように、私達も気を付けないといけないですね」
Ｍ「ボクちんも、応援するにゃ！」
Ｋ「以上、口蹄疫関連の情報をお届けしましたっ」

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Ｍ「さてさて、次のコーニャーは？」
Ｋ「はい、いつものペェスに戻ってまいりますよ。世に溢れる猫グッズから、素敵な奇妙な面白なものをご紹介。猫グッズサーチ！」

じゃじゃん！

Ｋ「今日ご紹介するのは、これです」

高崎張子　招き猫（小）　【和風雑貨　不知火】（楽天）

Ｍ「うひゃっ！　まねきねこにゃ！」
Ｋ「そうですよー。ネタがないので、ど直球でいってみました。わはは」
Ｍ「もっとおっきな画像で見たいにゃ～」
Ｋ「じゃ拡大しましょうか....」

Ｍ「あー、これ、うちにもあるにゃ」
Ｋ「そうそう。マルやんといっしょに撮った画像もありますよね、ほら」

Ｍ「おお、これは去年のクリスマスの画像にゃ」
Ｋ「まさに和洋折衷ですな。マルやんも和洋ミックスにゃんこなんですから。ぴったりな絵ですよ。むふふ」
Ｍ「これって張り子にゃのね。招き猫は全国各地にあるからにゃ～。これはどこの猫？」
Ｋ「これはですね。群馬県高崎市の「高崎張子」の招き猫なんですよ。高崎といえば、少林山達磨寺のだるまさんが有名ですよね」
Ｍ「お正月に買うやつにゃね」
Ｋ「その達磨職人さんが作る招き猫が、これなんです。これの由来は、高崎のおとなり、安中市の「海雲寺」なんだそうですよ」
Ｍ「へえ～。伝説か何かあるのにゃ？」
Ｋ「いえね、招き猫でチョー有名な豪徳寺の「招福観音」の分身を勧請したんですって」
Ｍ「ブンシン...を、カンジョウ？　何にゃそれ」
Ｋ「えっと...よ、ようするに、御利益を分けてもらったと、そういうことですよ」
Ｍ「...ふーん...」
Ｋ「で、このお寺には、豪徳寺と同じ「招福殿」があって、招き猫が鎮座ましましているのです。お寺でこの招き猫を買うこともできますし、高崎駅のおみやげ屋さんにもありますよ」
Ｍ「目ヂカラがあって、でもへなちょこ風味で、下僕達にぴったりにゃ」
Ｋ「...もちろんマルやんにもね...」
Ｍ「何か言ったかにゃ」
Ｋ「いえ何も」
Ｍ「下僕二号は、もっとでっかいのを持ってるらしいのにゃ」
Ｋ「そうですよ。あれはうちには置いておけないので、別のところに保管してあります」
Ｍ「えー、ボクちんも見たい、見たい！」
Ｋ「ダメですよっ。マルやんはすぐべろべろして、べしょべしょにしちゃうじゃないですか」
Ｍ「そ、そんなことないのにゃ」
Ｋ「うちの招き猫だって、お耳に歯形がついてるんですよっ」
Ｍ「はうっ」
Ｋ「だから、こないだマルやんの嫌いなレモンのにおいを、ちこっと塗っておいたんです。むふふ」
Ｍ「ムキー！　どうりでイヤなにおいがすると思ったのにゃ！」
Ｋ「はっはっは、おかげで被害が減りました」
Ｍ「ゆるせないにゃ！　むぎゃーーー」
Ｋ「だあああっ、それは招き猫じゃなくて私のアメ入れ」
Ｍ「ふぎゃーーーーーーーーーーー」

どたんばたんどすん

ぴーーーーーーーーーーーーーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊

Ｍ「ぜえ、ぜえぜえ」
Ｋ「あああ...中身のアメがそこらじゅうに」
Ｍ「つ、つい取り乱したにゃ」
Ｋ「よっこらしょ...マルやん、そういう悪いことすると、レモン味のアメ近づけますよ」
Ｍ「ふぎゃっ、そ、それはなしなのにゃ」
Ｋ「柑橘類が嫌いってとこは、猫らしいですよねマルやん」
Ｍ「い、いやなものはいやなのにゃ！　でも下僕の靴下は好きなのにゃ」
Ｋ「さいですか...」

Ｍ「さてさて、最後に曲いきますにゃ」
Ｋ「はい、猫つながりの曲をお送りしますね」
Ｍ「今日はどの曲？」
Ｋ「はい、YouTubeにアップされている動画から、ストレイテナーで「瞬きをしない猫」、どうぞ」

＜※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ！＞

Ｋ「ストレイテナーで「瞬きをしない猫」、お送りしました」
Ｍ「か、かっこいい～～！！」
Ｋ「いいですよねえ。ギターも歌もなかなかですよ」
Ｍ「ボクちんこういうの、好きにゃの」
Ｋ「おおそうでしたかマルやん。まだCD買ったことなかったですからね。ちょっとチェックしてみましょうか」
Ｍ「うむ、よきにはからえにゃ。買うのは下僕だからにゃ」
Ｋ「はうううううぅぅうぅう」

Ｍ「さて次回はっ」
Ｋ「もちろん、皆さんが忘れた頃に、お送りしますっ」
Ｍ「宮崎がんばれ！　ボクちんらも応援するにゃ！」
Ｋ「今日はこのへんで～」
Ｍ「まったね～～～～」

ずんずんずちゃちゃちゃっ