◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第八回 | ねこバナ。

◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第八回

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ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

M「みなさん、こーんにちにゃー!」
K「あけましてっ」
M・K「おーめでとうございまーーーーす!」

K「年明け一発目の仮想番組、佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「二回もハモったね」
K「今年最初ですからね」
M「下僕は気合いが入ってるのにゃ」
K「やる気もりもりですよ」
M「とゆうわけで始まってしまいましたこのいい加減な番組」
K「ハイパー猫マルやんと、その忠実なる下僕佳(kei)が、不定期にお送りしてまいります」
M「新春早々いい加減にゃのね」
K「そうです、ネット上に溢れている猫情報を拾い集めて、それをブログのネタにしちまおうっていうアコギな番組なんでございますよ」
M「お正月、みなしゃんはどんなふうに過ごしたのかにゃ~」
K「マルやんほどマターリではなかろうと思いますが....」

  *   *   *   *   *

K「さてまずは、このコーナーからまいります」
M「リアルタイムな猫に関するニュースをお届け! 猫ニュース・フラッシュにゃ」

じゃじゃん!

K「まずは徳島から飛び込んできたこのニュース」

----猫神さん」に受験生ら合格祈願 阿南・お松大権現
 [2010年1月10日10時12分 徳島新聞]
元記事は、→こちら← 

M「おお、猫のカミサマに受験生がお願いプリーズなのにゃ」
K「そうなんです。徳島県は阿南市加茂町にある神社「お松大権現」に、志望校合格を祈願する受験生やその親御さんたちが、たくさん訪れているということなんですよ」
M「あり? この前、受験生のお守りの猫さんのニュース、やらなかったっけ?」
K「そうそう、第五回のニュース・フラッシュでも、福岡県宮若市の「追い出し猫」を紹介しましたよね」
M「どっちが御利益あるのかにゃ~」
K「そらぁ猫さんですから、どっちもあるにちがいありませんよ。うん」
M「でもでも、なんでオマツダイゴンゲンが、猫さんで、ジュケンなのにゃ?」
K「話せば長いことながら....聞きたいですかマルやん」
M「うんうん。リスナーのみなしゃんも、聞きたいに違いないのにゃ」
K「では、おほん....」

時は江戸時代、天保・貞享年間のおはなしでございます。
この頃は日本各地で凶作が続き、ここ加茂村も不作続きで、村人はほとほと困っておりました。
村の庄屋さん惣兵衛は、自分の田んぼ五反を担保にして、近在の金持ち野上三左衛門から金を借りたのだそうでござます。
さて惣兵衛は、返済期限までに何とかお金を工面し、三左衛門のところに持ってゆこうとした処へ、丁度三左衛門が通りかかりました。惣兵衛はそのままお金を返し、証文は後で受け取ることにいたしました。

べべん。

その直後、惣兵衛は急な病気で亡くなってしまいました。妻のお松は借金証文を返してくれと三左衛門に頼みましたが、なんと三左衛門は金など受け取っていないと突っぱねたのです。そうして返済期限が過ぎ、三左衛門は担保になっていた田畑を取り上げてしまったのでありました。
お松はここで引き下がる訳にはまいりません。奉行に訴え出ましたが、さてさてここはお約束。三左衛門は奉行に山吹色の菓子をたんまりと送っていたので、なかなか相手にして貰えないのでございます。さらにこの奉行は絵に描いたような悪人。お松の美しさに目を付け、手込めにしようとしたのです。お松は勿論これを突っぱねます。奉行はあっさりと三左衛門は無罪と決め、裁きはお開きに。

べべんべん。

さあお松に残された道は只一つ。藩主の行列に直訴することでございました。勿論直訴は御法度。お松は死罪となってしまいます。お松は可愛がっていた猫の三毛に言い残しました。この恨み、きっと晴らしておくれでないかえええええ。

べべんべんべん

さて強欲三左衛門と悪人奉行、そのふたつの家には、それからというもの、猫の化け物が夜な夜な現れ、悪さをするようになりました。お松の、三毛の祟りはそれは激しいもので、程なくして両家は断絶。三毛はお松の恨みを、天晴れ、晴らしてあげたのでございます。
村人は、お松を哀れみ三毛を天晴れな猫だと讃え、ふたりを祀るお社を建てたのだそうでございます。

これがお松大権現。祈願成就、とりわけ勝負事の祈願に御利益があるそうで、最近は受験に勝つと合格祈願の参詣者が後を絶たないとか。

お松大権現のおはなし、これにて一巻の終わり~~

わーーーーーーー
ぽふぽふぽふぽふ
どんどんぱふぱふ
ひゅーひゅーーー

K「とゆうことなんでございますよ」
M「なんだか悲しいおはなしにゃのね」
K「そうですねえ。しかし御利益はなかなかのものと聞いておりますよ」
M「そうにゃんだ」
K「なんとここには、一万体を超える招き猫が奉納されているんですって。受験生たちは、御利益にあやかろうと、この招き猫を借りて家に持って帰ったりするそうですよ」
M「ええっ、それ、もらえるの?」
K「いやいや、大願成就したら返しに来るんですよきっと」
M「そうだよねやっぱり~」
K「そして最近は不況のあおりを受けてか、就職試験の合格祈願に訪れる人も多いんですって」
M「にゃるほど。これも切実なのにゃ」
K「しかし、いくら勝負事のカミサマにあやかるといっても、受験勉強はがっつりとやらなきゃ駄目ですよみなさん!」
M「下僕一号はどうだったのにゃ、ジュケン」
K「え? わ、私ですか? まあそれは...それなりに...ゴニョゴニョ」
M「なんでフェードアウトしてるのにゃ!」
K「いやはや、もっとがんばっとけばよかったなと、そうゆうことですよハイ」
M「受験生のみなしゃん! こんな下僕一号みたいなだら=り気分ぢゃ駄目なのにゃ! がんばってお勉強してくだしゃいね」
K「はいはい、もう反面教師でようございますよ。あ、あと、体調管理にも気を付けて、受験シーズンを乗りきってくださいまし」
M「ボクちんのラブリーなお顔を見れば、みなしゃん合格まちがいなしにゃ!」
K「マルやん、あんまり余計なことは言わないほうが...」
M「ほらっ見てこの満面の笑みっ」



$ねこバナ。-マルやん
☆ 合 格 祈 願 ☆


K「...マルやん、ただ眠いだけじゃないですか....」

  *   *   *   *   *

M「さて次のコーニャーは?」
K「はい、世に溢れる猫グッズから、素敵な奇妙な面白なものをご紹介。猫グッズサーチ!」

じゃじゃん!

K「今日ご紹介するのは、これです」


ラッピングにもコラージュにも! 猫屋敷 マスキングテープ 3色セット(15mm)
馬嶋屋菓子道具店(楽天)

M「おお、テープなのにゃ」
K「最近、おしゃれなマスキングテープ増えてきましたよね。これは猫さんがたくさんプリントされてるんですよ」
M「うーん、ちょっとよく見えにゃい」
K「じゃ拡大しましょうか...」


ねこバナ。 ねこバナ。

ねこバナ。


M「おー、きゃわいいにゃ!」
K「猫屋敷がテーマなんですって。色合いもやわらかで、いい感じですよね」
M「いい感じにゃ! ボクこれで遊ぶにゃ!」
K「だからオモチャじゃないですよマルやん。これは、ラッピングを可愛らしく飾ったり、ポストイットがわりにメモを書いて貼り付けたりして使うんです。なんといっても紙ですからね。手でちぎれるし、さっと使えるのは便利です」
M「えー、だって、転がって面白そうなのにゃ....えいっ」
K「あー、またマルやん! テーブルから落としたら駄目じゃないですか」
M「ほら、えい、ぬあっ、や、やりおるなマスキングテープめ!」
K「何をひとりで遊んでるんですか...」
M「ぐあ、て、手にひっついたっ、ちょ、これどうすんの」
K「ああ言わんこちゃない...」
M「ムキー! だ、だじげでーーー!!!」
K「うわ暴れたら駄目ですってば」
M「ふぎゃーーー」

がらがらがらがら
どたんばたんどすん

ぴーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

  *   *   *   *   *

M「ぜえぜえぜえ」
K「ああもう...マルやんテープののりでべとべとじゃないですか」
M「うううう、ふ、不覚なのにゃ...」
K「あとでシャンプーですからね、覚悟してくださいね」
M「えっ、そ、それは勘弁なのにゃ」
K「駄目です」
M「あうう、ヒドイのにゃイジメなのにゃ」
K「だから違うでしょってばもう...。あ、このテープは倉敷の雑貨ブランド「倉敷意匠」さんの商品なんです。デザインをしたのは京都在住の型染家、関美穂子さんなんですよ。にゃんこ以外にもかわいい柄のデザインをたくさん作られてますね。興味のあるかた、ぜひ関さんのブログも覗いてみてくださいまし」
M「さ、さっきは不覚をとったけど、今度は負けないじょマスキングテープ!」
K「そんなとこで闘志を燃やさんでもようございます...」

  *   *   *   *   *

K「さてさてもうこんなに喋ってしまいましたよ」
M「じゃあ最後に曲いきますにゃ」
K「はい、猫つながりの曲をお送りしますね」
M「今日はどの曲?」
K「はい、YouTubeにアップされている動画から、ディズニーアニメ「おしゃれキャット」の挿入歌「Everybody wants to be a Cat(みんな猫になりたいのさ)」 どうぞ」


<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>


K「Everybody wants to be a Cat(みんな猫になりたいのさ)、お送りしました」
M「うわー、楽器のできる猫しゃん、いいにゃ~」
K「楽しいですよね~」
M「ボクもトランペット吹くのにゃ! 下僕一号、すぐ買ってくるのにゃ!」
K「無理です....それにマルやん、すぐ音にビビるじゃないですか」
M「あうっ」
K「せめて、家のギターひっかくくらいにしてください...あううう 」

M「さて次回はっ」
K「やっぱり皆さんが忘れた頃に、お送りしますっ」
M「年が変わっても、そこは変わらないのにゃ....」
K「きょ、今日はこのへんで~」
M「またね~~~~」

ずんずんずちゃちゃちゃっ



おしまい






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