◎御休処◎ 文庫本づくり その2
※前回 「文庫本づくり その1」をまずご覧ください。
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さて、続きです。
【工程其の四 装幀】
装幀、というほど豪華ではありませんが。
今回は見返しを付けずに、表紙の役割をする厚紙を取付けます。
使った紙は、「ミューズコットン 銀鼠 118k」です。
まず、表紙の紙をA5サイズに裁断し、文庫本の背の部分と、その左右5mmあけたところに、カッターの先の堅い部分などでスジを入れます。
折れ目をつけ、本を開きやすくするためです。
折れ目をつけたら、そのスジの間に糊をつけ、別に作っておいた奥付を貼り付けます。
今回は、「ドットライナー」という製品を使いました。
拡大するとこんな感じです。
表紙の糊付けは、正直いろいろ試していたのですが、私の拙い技術ではなかなか綺麗な仕上がりにならず、困っていました。
「そういえば、テープ糊みたいな商品で、何かいいのないかな...」
と探していたところ、この「ドットライナー」を見つけたのです。
今回、この製品と出会わなかったら、文庫本はもっとショボいものになってしまったかもしれません。
ドットライナーばんざい!!(爆
奥付を貼り付けたら、もう一度その上から、背に当たる部分にドットライナーで糊付けします。
右側の部分には糊が重なってしまいますが、気にしない気にしない。
そこに、先程作った文庫本の本体部分を貼り付けていきます。
本体の背の部分、糸がぴろりんと出ていたところは、あらかじめスティック糊などで固めておくのがいいでしょう。
本体を表紙の背中央に置いて...。
表紙ごと、全体を折りたたむように押さえながら...。
えいっ! と気合い一発!!
はい、出来ました!
このとき、表紙と本体のズレとか大きさの差がどうしても出てしまうので、その部分は表紙ごと、きれいに切り落としてしまいます。
これも気合いがいりますが...(;´Д`A ```
あとは、コート紙で作ったカバーをつけて...。
うまく合わせて貼り付けて....。
はい、完成です!!
じゃ~ん☆
...って、如何でしょうか...。
むつかしかったでしょうか...。
自分でもうまく説明出来たかどうかわかりませんが...。
変なところなどありましたら、どうぞ教えてくださいまし<(_ _)>
* * * * *
そうそう、昨日、ももいろのきりんさんの記事で、お贈りした文庫本と大量の招き猫(!)との大撮影大会が行われておりました!
当該記事は、( ≧ω≦)σこちら! ☆
すごいことになってます☆
ぜひご覧になってくださいまし。
ももいろのきりんさん、ありがとうございます!!
* * * * *
さてさて次回は。
懲りもせず、あのDJ二人組が今年最後の登場?
次回もどうぞ、お楽しみに。
今日も来てくだすって、ありがとうございました☆
<(_ _)>
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