床タイルだって汚れる | ネコハウス

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猫と一緒にヘーベルハウス(出張ブログ)

こんにちは!
昨日は脱線してしまいましたが、引き続きタイルの話をさせて下さい。

ふと考えたのですが、多くの方が床にタイルを採用する、
最大の理由ってなんでしょう?

デザインがステキだから、インテリアに合うから…
色々あると思いますが、我が家の場合、

「お手入れが楽!きらきら

というのが一番の決め手でした。

特に猫のトイレスペースに採用したくて、展示場訪問の際、
デザイン画などを持参する所から「タイルの採用」を決めていました。



コレは過去に、ブログ用として描いたものです。


おかげさまで、便利なスペースになりましたきらきら
本当はもっと細かくあれやこれや…と希望していたのですが、
全ては叶わず…(^▽^;)…でも十分です♪

一年使ってみて、良かった♪と感じる点は…

ハートタイル表面が水拭きし易い
ハート猫の爪傷がつき難い!(フローリングとの比較)
ハートインテリア性♪(´v`人)←小物アレンジのセンスが無い自分にとってはうれしい…

などなど。
…が、やっぱりデメリットもあります。

かけるひんやり・寒い
かける感触が「硬い」ので、ワンニャン&人間の足腰にはあまり良くない
かける割れる可能性があり、その破片で怪我をする危険性がある
かける滑り易さを感じる事もある(デザレートはもっと滑り難いと思っていた)

などなど…。

床からくる寒さに関しては、先日記事にした通りですが、
床暖房、ラグやスリッパで緩和する事は可能だと思います。
フローリングよりもヒートショックへの配慮は、重要かも知れません。

硬質感に関しては、我が家の場合範囲が狭いのであまり心配していませんが、
私が一番気になるのは、人間よりもシニア猫の足腰。
友人宅のダックスくんがヘルニアになってしまったと聞き、心配が増しました。
(わんこの元々の体質などもあり、タイルだけが原因では無いと思いますが)

現状、我が家のタイルは割れていませんが、
フローリングスペースより食器の落下や掃除機の扱いに注意しています。
乱暴に扱えばフローリングも傷がつくので、過剰なくらい気をつけてはいますが、
タイルは割れたり欠けたりした際の「危険性」という心配も残りそうです。

滑り易さですが、実際デザレートはそこまで顕著ではないと思います。
ただ、特別「滑り難くなっている」仕様ではないと感じるので、やはり注意が必要。
その対策に…と滑り止め効果のあるタイルを選ぶと、表面にザラつきのあるものも多く、
お手入れ(拭き取りなど)が難しくなる傾向にあるようです。



そして、一番悩ましいのが、

かける目地によっては汚れ易い

という部分…「お手入れの楽さ」をメリットに考えていたのに、
それを覆してしまいました…。
といっても、なんでもかんでも汚れに結びつくわけではありません汗

特に、我が家のデザレートは、
ベージュ系タイルグレーの目地です。
デザレートに限らず…タイルの目地は、色を選べるものが多かったのですが、
我が家のタイル目地は「汚れ防止」に…と濃い目を選択。


実の所、打合せ当時はベージュ×グレーと言う配色に少し抵抗があったのですが、
さすがIAさんのオススメでもあり、インテリア性の違和感はありませんでした。




この色の目地は、光の加減で黒に見えたり、シルバーに見えたりします。
タイルスペース自体が広範囲ではないためか、
ラインが黒に見える場合(光加減)でも、特に「目立つ」とは感じません。

何より、汚れ難さというメリットに関しては、とても満足しています。


…ただ、実際には、

check目地の色が薄いと、色の濃い液体を零した時に汚れが残り易い
check目地の色が濃いと、水を零しただけでも、長時間放置するとうっすら残る

…と、私が思っていた以上に、濃い目地色への汚れもあるのだと感じました。


色のついていない「水」で、目地の色が変わる可能性…というのは、
濃い色の目地の特徴なのかもしれません。
乾けば元に戻るかも…と思っていましたが、完全には消えないようでした。

ちなみに、しょっちゅう猫が水を零すわけではありませんが、
突発的に始まる大運動会の被害を受けて零れる事があったり、
水を飲んでいる猫の「くしゃみ」によって水しぶきが飛んだりします(;´▽`A``


留守にしたため、数時間~丸一日放置してしまった水の跡↓…分かるでしょうか?




ちょっと見え易く色彩補正していますが、十字(×)のラインにそって、
部分的に色の濃淡が違うのですが…これは数ヶ月前の水ジミです。
(ベージュのタイル本体に見える色の濃淡は、元々の仕様です)

専用洗剤などは使っておらず、ただ乾拭きしただけでは完全に消えないようでした。

普段は足元でしかないの、細い目地の色ですし、
言われなければ気付かない程度だとは思います
ただ、タイルの上に直接座ったり寝転んだりする可能性がある方は、
家族やゲストが気付く可能性もあるので、注意が必要かも知れません。

(じーっとタイルの目地を見つめなければ分からないと思いますが^^;)


ちなみにこのタイルの目地、水を零してすぐに拭き取ろうと思っても、
結構ザラザラしているんです。




砂壁っぽいイメージ?
ボロボロとゴミが出たりする事はありませんが…感触は似ている気がします。
サラッとしたコンクリートみたいな感触を想像していましたが、
実際は、雑巾で強めに拭くと、布の繊維が引っかかってしまう感じですウキャー!

タイルを全体的にモップ・掃除機がけする限りでは気になる事はありません。
(目地のザラザラにホコリが引っかかっていたりすると、取り難かったりするかも…?)




目地だけを拭こう、目地に流れ込んだ液体だけ拭こう…とすると、
ちょっと引っかかる程度ですが、入居前には気付けませんでした。



私は単純に「目地は濃ければ汚れは目立たない!」と思っていましたが、
それは「汚れ方による」という事だけは、注意が必要な部分だったと思います。

改めて床タイルを選ぶ際に着目しておけば良かった…と思うのは、

check用途によっては、寒く(冷たく)ないか
check表面を布でこすった時の感触(ひっかかり・滑り易さ)
check目地の色だけではなく、素材と感触

私、デザレートは展示場でベタベタ触りまくったのですが、
目地は色を選んだだけで、ほぼノーチェックでした
目地材はタイルに合ったもの、という事で、選べないかもしれませんが、
それなら目地材と並行してタイル選びをすれば良かったのかな?と思います。


タイル自体は水拭きし易くお手入れも楽な印象を今も持っていますが、
万が一割ってしまった場合は、フローリングの凹みと違って
早期交換が必要になるのでは…と想像しています。

その場合、一枚だけの交換をすればやはり日々気付けなかった
「汚れ」「日焼け」「変色」などにハッとさせられる事もあるそう…。

タイルの採用に後悔は一切ありませんが、
「使い勝手」も「お手入れ」も「経年劣化」も、全てが想像通りではなかったので、
リサーチ不足、確認不足…という点は多く、家づくりの反省点として残りました。


でもデメリット込みで、全体評価をすれば…
やっぱり気に入っています(●´ω`●)ゞ


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