TVアニメは長い・・・。
去年は劇場版アニメですら十分に追えていない状態なので
日本で放送されていたアニメについては全然追いついていけてない状態です。
進撃の巨人とか悪の華とかボチボチ話題になっているし
見たいなぁと思っていたのですが、まだ見れておりません。
無念。
そんな中、
最近映画化が告知された2013年アニメが一作。
「たまこまーけっと」・・・もとい
「たまこラブストーリー」です。
「ハルヒ」や「けいおん！」の京都アニメーションのオリジナル作品。
監督も「けいおん！」の山田尚子さんがTVシリーズに引き続き
劇場版も監督を務めるようです。
上映時期の4月末に日本に一回帰ろうと思っているので
丁度見れるしボチボチ情報収集をしております。
というわけで溜まっていたアニメを開放するがごとく
「たまこまーけっと」をイッキ見しました。
世間では円盤（ディスク）が売れないだの、買うほどのアニメではないだの
不評や不人気を謳う声をよく聞くのですが
結論からいってこの作品
私の大好きな作品でした。
なんというか、アンパンマンみたいなアニメでしたね。
このアニメの世界の人々は全然お金に困ってないんです。
このご時勢に商店街が舞台なんだけど
近隣にイオンができて、経営難に追われたりしないし
突然やってきた外国人に
三食部屋つきで長期間泊めてあげちゃったり
お金に関する言及がすごく薄い。
で、でてくる登場人物がみんないいやつ。
悪いやつがまったく出てこなくて
みんながみんな良いやつ、良い子。
（物語終盤にやっぱりお金持ちキャラクターが登場するけど
結局こいつも「なんちゃって逆境」のいいやつでした。）
完全にファンタジーですよ、これ。
お金が出てこなくて、やさしいやつばっかり・・・
アンパンマンの世界のような物語です。
ただ
そんな夢のような世界でもちゃんとドラマは起こって
その物語の中で、金銭的損得を越えて
人間が失くしたくない理想や感情を垣間見れたような気がします。
すごく温かい気持ちになれるアニメだったなぁ。
登場人物の中でも異質でトラブルメーカーな、とりっぴいさんがいいスパイスになっています。
こうなると、今度の映画はラブストーリーということで
どんなエピソードになるのかすごく楽しみなところ。
「耳をすませば」みたいな思い出に残る作品を希望します。
なんか家族愛とか商店街の仲間愛みたいな
ミスリード“ラブ”ストーリーとかいうぬるい展開も予想しているのですが
それはちょっと勘弁してほしいかなぁ・・・。
まぁ心温まるぬるま湯なら、それはそれでいいのかもしれませんが。
なんにせよ、いい作品期待してます。
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