『歌がうまれる』―おだやかさと軽快さでテンポの変化が楽しい中学校の部の課題曲
昭和53年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
歌がうまれる
作詞:峯陽、作曲:小林秀雄
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大きな大きな朝焼けが
海をしだいに染めるとき
あじさいの花が咲くように
すてきな歌がうまれる
ララララララララ
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いかにも昭和という感じの
明朗快活な課題曲です。
生まれてもないのですが、
私はこの頃の課題曲が一番好きかもしれません(笑)
「大きな大きな朝焼けが~」と
ゆったりとしたメロディーかと思えば、
いきなりテンポアップする面白い曲です。
癖になるので、たまに自然と
口ずさんでしまってます。
このときの最優秀校(現在の金賞)の
宇都宮市立陽東中の御子貝先生は
お気に入りの顧問の一人です。
翌年の「時は流れても
」でも
全国制覇していますが、
平成2年度の「朝のバス 」、
平成3年度の「地球が私を愛するように 」で
宇都宮市立旭中の顧問としても
全国制覇しているすごいお方です。
この先生は、楽曲の料理が
本当に上手かったんです。
発声にもとりわけ気を遣われていたんでしょう、
歌詞も聴き取りやすいです、そして色気もある。
私がリアルタイムで知っているのは
「朝のバス」と「地球が私を愛するように」
ですが、この2曲に関しては、
旭中の演奏がずば抜けていたのを覚えてます。
聴かせどころの部分で、
テンポを少しだけ緩めるのも印象的でした。
(追記 2010.12.8)
翌年度の「時は流れても」の
貴重な演奏映像を紹介します。
陽東中時代の御子貝保子先生や、
合唱部副部長だった民主党の
枝野幸男さんの姿も見れます。
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